第52回低温生物工学会大会
開催概要
日 時: | 平成 18 年 5月26日(金)セミナー及び懇親会 5月27日(土)年会(一般講演) |
場 所: | 九州大学箱崎キャンパス 国際ホール (ホームページのキャンパスマップ67番) 〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10-1 地図と交通案内:http://www.kyushu-u.ac.jp/map/accessmap.html |
大会参加費: | 会員6,000円、非会員8,000円*、学生会員2,000円 *協賛学会の会員の方も、参加費6,000円とします。 (当日、受付にてお支払いください。事前登録はしておりません。) |
懇 親 会: | 5月26日(金)ページ:農学部同窓会館(箱崎キャンパス内) 18:00~20:00(会費4,000円) |
講演者の方へお願い: | パソコン持参の方は、会場で接続する時間節約のため、休憩時間などを利用して会場または受付に設置のパソコン本体に、予めデータを移していただければ幸いです。 セミナーの発表時間は30分(+質疑応答10分)、一般講演の発表時間は12分(+質疑応答3分)です。 発表の内容はとりまとめていただき、セミナー講師の方は総説または解説(原稿締め切り12月28日)、一般講演者の方は、研究報告(原稿締め切り9月30日)あるいはオリジナル論文(随時)として「低温生物工学会誌」への電子投稿をお願いしています。査読の過程を経て、低温生物工学会誌52巻2号, 2006年(原著論文、研究報告号)および53巻1号,2007年(原著論文、セミナー号)に掲載予定です。 投稿規定はホームページの編集要綱および投稿規定をお読みの上、電子投稿用の原稿テンプレート(ホームページよりダウンロード)をご使用下さい。 ホームページ http://wwwsoc.nii.ac.jp/jscc/ |
原稿送付先: | 〒 812-8581 福岡市東区箱崎6 - 10 - 1 九州大学大学院 農学研究院 植物資源科学部門 作物学分野 低温生物工学会誌 副編集委員長 井上眞理 E-mail: mariino@agr.kyushu-u.ac.jp TEL・FAX:092-642-2825 |
第52回低温生物工学会大会 委員長 井上眞理(九州大・農学研究院) | |
運営委員 湯淺高志(九州大・農学研究院)、高松洋(九州大・工学研究院)、石黒博(九工大) |
交通案内
会場: | 九州大学 箱崎キャンパス 国際ホール (福岡市東区箱崎6-10-1 Tel 092-642-2111) 学会運営委員会事務室 092-642-2824 |
空路: | 「福岡空港」→(地下鉄空港線) →「中洲川端駅」乗り換え→(地下鉄箱崎線)→ 「箱崎九大前駅」または「貝塚駅」で下車 所要時間 約20分 |
JR: | 「博多駅」→ (地下鉄空港線)→ 「中洲川端駅」乗り換え→ (地下鉄箱崎線) → 「箱崎九大前駅」または「貝塚駅」で下車 所要時間 約15分 |
電車: | 「西鉄福岡駅」下車 「天神」→ (地下鉄箱崎線)→「箱崎九大前駅」または「貝塚駅」で下車 所要時間 約10分 地下鉄 箱崎九大前駅下車 松原門から九州大学国際ホールまで徒歩6分 地下鉄 貝塚駅下車 貝塚門から九州大学国際ホールまで徒歩5分 |
バス: | 「天神」乗り換え→「九大北門」で下車 所要時間17分 |
北門から直進し中門通過、国際ホールまで徒歩4分
国際ホール 箱崎キャンパスマップ67番
http://www.kyushu-u.ac.jp/map/campusmap/hakozaki/hakozaki.ht4
セミナープログラム
セミナープログラム
- 5月26日(金) -
「生体の温度・水分センサーの機能と構造」
9:00 | 会長挨拶 菅原康剛 |
座長 井上眞理 |
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S1. 9:10~9:50 | 植物葉の温度を下げる光による気孔開口のメカニズム |
S2. 9:50~10:30 | 植物細胞における低温応答性カルシウム情報伝達の仕組み |
S3. 10:30~11:10 | トマトMicroTomの新規環境ストレス応答性プロテインキナーゼSRK2およびトレハロース代謝酵素系の解析 |
S4. 11:10~11:50 | 水輸送の分子機構・アクアポリンと低温 |
11:50~13:00 | 昼休み |
座長 石黒博 |
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S5. 13:00~13:40 | 水溶液中のケイ酸の化学 |
S6. 13:40~14:20 | 電解質の濃度変化による単離細胞の障害と凍結損傷 |
S7. 14:20~15:00 | タウリン蓄積による酵母の耐凍性向上の試み |
15:00~15:30 | 休憩 |
座長 宮脇長人 |
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S8. 15:30~16:10 | 甘味感受性に影響する温度依存的なTrpm5の働き |
S9. 16:10~16:50 | ハムスターの冬眠現象とその作出 |
16:50~17:30 | 総合討論(座長 藤川清三) |
18:00~20:00 | 懇親会 ページ(九州大学農学部同窓会館:箱崎キャンパス内) |
年会プログラム
年会プログラム
- 5月27日(土) -
9:00~10:30 | 座長 櫻井実 |
1.高圧処理による氷点下での澱粉の糊化特性 ○川井清司1,2、深見健3、小関成樹2、山本和貴2(1日本学術振興会、2食品総合研究所、3サンエイ糖化株式会社) |
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2.界面前進凍結濃縮晶析によるL-フェニルアラニンの精製 ○顧暁曄1、鈴木徹1、宮脇長人2(1東京海洋大学大学院海技研、2石川県大生資環) |
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3. Freeze-thawing behaviour of aqueous glucose solutio ○Pariya THANATUKSORN1, Felix FRANKS2, Norio MURASE3, Kazuhito KAJIWARA1 (1Tokyo University of Technology, 2BioUpdate Foundation, 3Tokyo Denki University) |
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4. 近赤外分光法を用いた凍結乾燥医薬品の評価 ○伊豆津健一、四方田千佳子、檜山行雄、青柳伸男(国立医薬品食品衛生研究所) |
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5. エチレングリコール水溶液における液体ガラス転移の複素熱容量測定 ○瀬下勇一、池祐治、小島誠治(筑波大学・数理物質科学研究科) |
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6.エチレングリコール水溶液のテラヘルツ時間領域分光 ○池祐治、瀬下勇一、小島誠治(筑波大学・数理物質科学研究科) |
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10:30~10:45 | 休憩 |
10:45~12:00 | 座長 梶原一人 |
7.蛍光相関顕微分光法による糖水溶液中の酸素分子の拡散過程の観測 ○長澤裕、片山元気、伊都将司、宮坂博(大阪大学大学院基礎工学研究科・極限科学研究センター) |
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8.DNA Persists in Double Stranded Structure Even at Dry State ○Bo ZHU1, Takao FURUKI1, Takashi OKUDA2, Minoru SAKURAI1 (1Center for Biological Resources and Informatics, Tokyo Institute of Technology, 2National Institute of Agrobiological Sciences) |
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9.トレハロースと細胞膜の相互作用に関するMDシミュレーション 高野由佳、古木隆生、〇櫻井実(東工大・バイオセンター) |
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10.分子動力学計算によるトレハロースのガラス状態に関する研究 ○河崎直子、古木隆生、櫻井実(東工大・バイオセンター) |
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11.温度可変FT-IRによる乾燥ネムリユスリカ幼虫の細胞状態の解析 ○古木隆生1、櫻井実1、赤尾賢一2、渡邊匡彦3、黄川田隆洋3、奥田隆3(1東工大・バイオ研究基盤支援総合センター、2日本分光、3農業生物資源研究所) |
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12:00~13:00 | 昼休み |
13:00~13:30 | 総会 |
13:30~15:00 | 座長 荒川圭太 |
12.ゼニゴケ単細胞系における乾燥耐性とガラス化 雨谷秀樹、佐山秀明、◯菅原康剛(埼玉大学理学部生体制御学科) |
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13.ゼニゴケ懸濁培養細胞における乾燥耐性誘導機構 ○畑中理恵、菅原康剛(埼玉大学大学院 理工学研究科) |
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14.アブシジン酸感受性の低下したヒメツリガネゴケ変異株の耐凍性変化 南杏鶴1、外川沙紀2、長尾学1、○竹澤大輔2(1岩手大学寒冷バイオシステム研究センター、2埼玉大学大学院理工学研究科) |
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15.コスギゴケの懸濁細胞培養系確立と乾燥法による超低温保存 ○山?秀幸1、新井雅雄2、栗山昭1(1東京電機大学大学院・理工学研究科、2JT葉タバコ研究所) |
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16.急速凍結された生体組織内の氷結晶の時系列再結晶化特性 石黒博(九州工業大大学院・生命体工学研究科・生体機能専攻) |
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17.真菌類由来の不凍活性物質の検索と機能解析 ○竹村友伸、河原秀久、小幡斉(関西大学・工学部) |
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15:00~15:15 | 休憩 |
15:15~16:45 | 座長 上村松生 |
18.低温下における心筋細胞の拍動及び活動電位の同時測定 ○谷脇伸也、内田努、永山昌史、郷原一寿(北海道大学大学院工学研究科) |
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19.線虫Caenorhabditis elegansの低温耐性 ○林正和1、小熊多恵子1、村勢則郎1、網野比佐子2、北潔2 (1東京電機大学大学院理工学研究科、2東京大学大学院医学系研究科) |
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20.リンドウ側芽における乾燥及び凍結保存耐性誘導のための2段階前培養における生理学的変化 鈴木光輝1, 2、秋浜友也2、○石川雅也1(1農業生物資源研究所、2明治大学) |
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21.ブロムグラス懸濁培養細胞の培養ステージと凍結保存及び各種ストレス負荷後の生存 ○石川雅也1、鈴木光輝1、A.J. Robertson2、L.V. Gusta2 (1農業生物資源研究所、2Saskatchewan大) |
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22.酸性雪ストレスに対する越冬性植物の生理応答 ○稲田秀俊1、藤川清三2、荒川圭太2(北海道大学大学院 1農学院、2農学研究院) |
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23.シラカンバ木部組織における冬季誘導性キチナーゼ様蛋白質の機能評価 高島寛1、◯荒川圭太2、藤川清三2(北海道大学大学院 1農学研究科、2農学研究院) |
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16:45~17:00 | 休憩 |
17:00~18:15 | 座長 栗山昭 |
24.凍結における機械的ストレスとその耐性機構 ○河村 幸男1、山崎 誠和1、上村 松生2(1岩手大・21世紀COE、 2岩手大・農・寒冷バイオシステム研究センター) |
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25.シロイヌナズナ低温応答性細胞膜タンパク質の機能解析 ○重松智美1、 富永陽子1,2、上村松生1(1岩手大・農・寒冷バイオシステム研究センター、 2現カナダ・ケベック大) |
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26.ササゲの乾燥耐性に関する水分生理学的観察 江頭知穂1、川口誠仁1、○山内 崇1、松永亮一2、島崎研一郎3、湯淺高志1、鄭紹輝4、井上眞理1(1九州大学大学院 生物資源環境科学府、2国際農林水産業研究センター、3九州大学大学院・理学研究院、4佐賀大学海浜台地生物環境研究センター) |
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27.低温によるオオムギ種子の発芽誘導とアスコルビン酸の関係 ○石橋勇志1・野藤悠2・井上眞理1(1九州大学大学院・生物資源環境科学府、2同・農学部) |
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28.イネ種子の低温障害の1H-NMRによる解析 ○舩場貢1、2、岩浪賢司1、石橋勇志1、俵積田智也3、井上眞理1(1九州大学大学院・生物資源環境科学府、2長崎県庁、3九州大学・農学部) |
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18:15 | 閉会の辞 |