第51回低温生物工学会大会
セミナープログラム
-6 月10 日(金)-
セミナー「様々なストレスへの交差的耐性の獲得-Cross Protection 研究の現状と展望-」
10:00 | 会長挨拶 |
座長 村勢則郎 |
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S1. 10:10~10:50 | トレハロースのcross protection 効果 櫻井実 (東工大・バイオ研究基盤支援総合センター) |
S2. 10:50~11:30 | 適合溶質トレハロースのハンチントン病抑制作用 貫名信行 (理研・脳科学総合研究センター) |
S3. 11:30~12:10 | 極限環境微生物・極限酵素のストレス耐性機構 中村聡 (東工大・生命理工) |
12:10~13:30 | 昼食 |
座長 宮脇長人 |
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S4. 13:30~14:10 | 食品殺菌における細菌の損傷回復、ストレス抵抗性化とcross protection の問題 土戸哲明 (関西大・工) |
S5. 14:10~14:50 | 遺伝子組換植物におけるグリシンベタインのcross protection 効果 村田紀夫 (基礎生物学研究所) |
S6. 14:50~15:30 | 高温で誘導されるイネの交差耐性発現機構 佐藤裕 (農研機構北海道農業研究センター) |
15:30~15:50 | 休憩 |
座長 菅原康剛 |
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S7. 15:50~16:30 | 酵母における環境ストレス交差耐性(cross protection)の主役達 岩橋均 (産総研・ヒューマンストレスシグナル研究センター) |
S8. 16:30~17:10 | クマムシの極限環境耐性 堀川大樹 (北大・環境科学院) |
17:10~17:30 | 総合討論(座長 櫻井実) |
18:00~20:00 | 懇親会(すずかけホールラウンジ) |
年会プログラム
年会プログラム
-6 月11日(土)-
9:30~10:30 | 座長 藤川清三 |
1.浸透圧脱水凍結法による野菜の組織軟化抑制 ○大西茂彦(香川県産業技術センター発酵食品研究所)、宮脇長人(石川県立大・生物資源環境) |
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2.葉菜類の葉組織における水の動的状態と細胞膜水透過性に関する基礎研究 ○福元隆夫、中井優、五月女格、土谷英範、黒木信一郎、大下誠一、川越義則、牧野義雄(東大・院農学生命科学) |
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3.植物のストレス耐性獲得機構:細胞レベルと植物体レベルでの比較 佐々木裕、高橋和恵、○上村松生(岩手大・院連合農学、岩手大・農学部附属寒冷バイオシステム研究センター) |
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4.イネの登熟過程における温度ストレス傷害の1H-NMRモニタリング ○舩場貢(九大・院生物資源環境科学、長崎県庁)、岩浪賢司、石橋勇志、井上眞理(九大・院生物資源環境科学) |
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10:30~10:45 | 休憩 |
10:45~12:00 | 座長 上村松生 |
5.ワイルドライス ( Zizania属) 種子の休眠打破に対する低温要求性 ○井上眞理、松石侑子、石橋勇志(九大・院生物資源環境科学)、陳日斗(韓国順天大・農業生命大) |
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6.マメ科種子における吸水傷害機構 浜辺有希(九大・農学、鳥取県庁)、石橋勇志、中元博明、○井上眞理(九大・院生物資源環境科学) |
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7.ブナ木部組織の深過冷却能に関与する蛋白質因子の探索 高橋宏和、〇荒川圭太、藤川清三(北大・院農学) |
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8.針葉樹木部(柔細胞)からの氷核形成阻害物質の検出 ○水野薫、春日純、荒川圭太、藤川清三(北大・院農学) |
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9.凍結融解過程における酸性条件が越冬性植物の生存に及ぼす影響 ○稲田秀俊、藤川清三、荒川圭太(北大・院農学) |
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12:00~13:00 | 昼 食 |
13:00~13:30 | 総 会 |
13:30~14:30 | 座長 井上眞理 |
10. ハスカップ培養体組織のビーズ乾燥法を用いた凍結保存 ◯嘉見大助、鈴木卓、大澤勝次(北大・院農学) |
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11.コケならびにイネ培養細胞の乾燥法による超低温保存 ◯植木勉、山崎秀幸、高野芳誠、山名昌男、栗山昭(東京電機大・理工) |
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12.クモの糸の氷核活性と平衡凍結への応用 ○平岡美由樹、新井雅人、松永直樹、村勢則郎(東京電機大・理工) |
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13.ヒト臍帯血の凍結保存と融解:凍結融解での熱分析とBioArchive による凍結保存の全自動化 ○高田圭、平井雅子、崔硯、早川裕子、中田尚弘、高橋恒夫(東大医科研・細胞プロセッシング(CERES)) |
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14:30~15:30 | 座長 鈴木徹 |
14.ネムリユスリカのクリプトビオシスにおけるガラス化の意義 ○渡邊匡彦(農業生物資源研)、古木隆生、櫻井実(東工大バイオセンター)、赤尾賢一(日本分光)、黄川田隆洋、中原雄一、奥田隆(農業生物資源研) |
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15.β-アミロイド凝集に及ぼすトレハロースの効果 ○渡邉亜沙子(東工大バイオセンター)、岡畑恵雄(東工大・院生命理工、東工大フロンティア)、 古澤宏幸(東工大・院生命理工)、星美奈子(東工大・院生命理工、三菱生命研)、櫻井実(東工大バイオセンター) |
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16.トレハロースとベンゼン化合物との相互作用 ○奥和之、黒瀬真弓、茶薗博人、福田恵温、岡部篤俊(?林原生物化学研・天瀬研)、櫻井実(東工大・バイオセンター) |
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17.ラフィノース4 水和物の構造の推定 梶原一人(東京工科大・バイオニクス) |
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15:30~15:45 | 休 憩 |
15:45~16:45 | 座長 梶原一人 |
18.水溶液の溶質濃度変化に伴う水素結合強さの変化 米浜万恵、アモンテップ・ソムラト、○菅野等(防衛大・応用化学) |
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19.糖水溶液のミクロな粘度の階層性―フェムト秒pump-probe 法と蛍光相関顕微分光法による測定― ○長澤裕、小笠原麻友、片山元気、中川佑歌子、伊都将司、宮坂博(阪大・院基礎工学・極限科学研究センター) |
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20.アミノプロパノールの低温におけるガラス化と弾性的性質 ○池祐治、小島誠治(筑波大・数理物質科学) |
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21.断熱型熱量計を用いたエンタルピー緩和速度測定によるBSA-水2 成分系のガラス転移に関する研究 ○川井清司(JSPS、 食総研)、鈴木徹(東京海洋大)、小國正晴(東工大院理工) |
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16:45~17:30 | 座長 菅野等 |
22.NMR を用いた生鮮植物組織の凍結・解凍における水透過性の変化の評価 ○安藤寛子、福岡美香、鈴木徹(東京海洋大)、宮脇長人(石川県立大) |
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23. Is Free Water Volume in Aqueous Solution a Universal Factor on its Ice Nucleation Temperature ? ○ Chotika VIRIYARATTANASAK, Norihito KIMIZUKA and Toru SUZUKI(Department of Food Science andTechnology, Tokyo University of Marine Science andTechnology) |
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24.溶質の分子量と凍結濃縮相における混合性 ○伊豆津健一、青柳伸男、小島茂雄(国立医薬品食品衛生研) |
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17:30 | 閉会の辞 |