第158回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第160回日本胸部外科学会関東甲信越地方会
会長 金子 公一

 平成24年11月10日、東京有明のTFTビルにて第160回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を開催させていただくことになり大変光栄に存じます。本地方会は症例報告を中心に臨床例の検討を行いますが、若手胸部外科医や研修医に学会発表の修練を積んでいただく場でもあります。また医学生からの発表も積極的にお願いしています。医学生にとっても発表を通じて心臓血管、呼吸器、食道の3分野を網羅する胸部外科に興味を持っていただくよい機会になると思います。各施設の指導的立場の先生方におかれましては医学生を含めた発表者のご指導をよろしくお願いいたします。
 日程と会場の都合で地元の埼玉県内ではなく都内での開催となりますが、他分野の発表も覘いていただけるよう3分野を同じフロアで開催いたします。学術的な議論はもとより、各々の領域の先生方の交流と意見交換の場としての位置づけも重要かと思います。また心臓血管領域と呼吸器領域のランチョンセミナー、食道領域のアフタヌーンセミナーを予定しており、各領域の最新の話題についてのお話が聞けるものと思います。
 胸部外科領域では労働環境の整備や若手外科医の獲得など基本的で大きな問題を解決してゆかなければなりません。問題解決の糸口として、また社会へのアピールにもなりますよう、多くの会員の皆様のご参加と活発なご討論をお願い申し上げます。

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