現在の採択率、国別の投稿・採択状況、インパクトファクター等について説明があった。

2013年度の決算報告、2014、2015年度の収支見込について説明があった。
2013年度は任意団体として東京大学内に刊行会があり、人件費その他管理費を学内で賄っていたため黒字であったが、一般社団法人設立後の2014年度にはそれらの費用負担が増えていることと、法人設立前の過去の税金をまとめて支払ったため、大幅な赤字であること、2015年度は掲載料値上げ等により、収支改善が見込まれるが若干の赤字が予想される。

本年度3月末付で退任予定の編集委員の紹介があった。

　・2014年4月1日に一般社団法人を設立した
　・掲載料改定、文字数制限、Letter/Replyの新設について、投稿規定の改定が
    行われた
　・上田記念心臓病研究助成基金が終了した

将来的にはオンラインジャーナル化を目指すことで同意を得た。但し、世界的に著名な大手オンライン出版社のサービス利用には、費用がかかることが予想され、すぐに切り替えはせず、まずは、ジャーナルの質の向上、並びに知名度・インパクトファクター向上を目指すこととした。具体的には、引き続きInvited Review、Editorialを積極的に掲載し、インパクトファクター向上のために、self citationの依頼も行っていく。知名度向上のためには、学会場や研究機関へのチラシ・ポスター・バックナンバーの配布等を検討する他、日本人以外、特にアジアの研究者のEditorial Board就任を目指す。また、表紙に掲載論文のFigureを載せるなどの誌面の刷新も併せて検討する。

上田心臓記念財団からの副賞はなくなるが、年間最優秀論文を選定するUeda Heart Awardは継続することで同意を得た。今後は、最優秀論文1本、優秀論文2本の合計3本を選定し、最優秀論文の執筆者は、次回投稿時の掲載料を無料とすることとする。賞状は今までと同様に作成・授与する。

本年5月に一般社団法人事務所のある�潟Rネットが移転することに伴い、一般社団法人の所在地が変更になることについて、小室編集主幹より説明あり、同意を得た。