CVEM 日本心血管内分泌代謝学会
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理事長あいさつ                                       

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宮崎大学医学部 内科学講座 循環体液制御学分野

北村 和雄

 

 この度、日本心血管内分泌代謝学会(The Society of Cardiovascular Endocrinology and Metabolism, The CVEM Society)の 第7代理事長を拝命いたしました北村和雄です。同時にご就任いただきました伊藤裕副理事長とともに本学会の発展に尽力いたす所存ですので よろしくご指導、ご協力お願い申しあげます。
 心血管内分泌代謝学は従来の疾患別、臓器別の学問とは異なり、20世紀後半に我が国で発見・同定されたナトリウム利尿ペプチド、エンドセリン、アドレノメデュリン、 グレリン等の循環・代謝調節ホルモンを中心に発展してきた我が国が世界をリードしてきた分野であります。これらの循環・代謝調節ホルモンは単に循環や代謝制御にとどまらず、 発生から老化を含め様々な生命現象や疾患の病態に関与していることが明らかとなってきました。それに伴い、循環・代謝だけでなく他の領域にまで研究分野が拡大しつつあり、 今後もさらに発展する可能性がある学問領域であると思います。一方で、近年の日本心血管内分泌代謝学会は会員数があまり増えず、学術集会に参加する研究者も固定化する傾向に あります。平成27年度の第19回日本心血管内分泌代謝学会学術総会は初めての試みとして、当該年度の循環器関連の4学会学術集会を、心血管代謝週間(CVMW)と称し、 共同開催しました。多くの研究者に参加してもらえ、循環器関連の他学会の皆様と学問的な交流が得られたことは大きな成果であり本学会の今後の方向性に示唆を与えるものであったと 思います。一方、日本心血管内分泌代謝学会は日本内分泌学会の分科会であり、日本内分泌学会の中での発展も考えていく必要があると思います。
 いずれにしても、日本心血管内分泌代謝学会の発展のためには新たな学問分野を切り開いていくことが重要であると思います。そのためには臨床での診断や治療に結びつく可能性の ある新たなシーズを明らかにするとともに臨床での実用化ができてないシーズはトランスレーショナルリサーチを推進して実用化を目指す必要があります。勿論、心血管内分泌代謝学 そのものをサイエンスとして究めていくことが何よりも重要であり、そのためには生体のシステムや病気のメカニズムを深く理解する必要があります。 このような状況の中で中尾一和先生がトランスレーショナルリサーチ領域に中尾一和賞を提供していただき、永井良三先生がシステムバイオロジーの研究領域に永井良三賞を 提供していただいたことは、本学会の若手研究者の大きな目標となるばかりでなく、学会の発展に貢献するものだと思います。
 私自身はいまだ浅学非才の未熟者です。多くの先輩先生方のご指導を仰ぎながら、本学会の会員の皆様の協力も得て本学会の発展に努力する覚悟です。
 皆様方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

  日本心血管内分泌代謝学会事務局
〒600-8441 京都市下京区新町通四条下る四条町343番地1 タカクラビル6階
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