第9回中四国臨床工学会
大会長 福田 勇司
(一般社団法人島根県臨床工学技士会 会長)
このたび、一般社団法人島根県臨床工学技士会が担当県技士会として、第 9 回中四国臨床工学会を 2019年 9 月 28 日(土)から 29 日(日)にかけて島根県民会館におきまして開催させていただきます。本大会は中四国を一巡する大会であり、一巡目を締めくくる記念大会を島根県で開催できますことを喜ぶとともに、会員ならびに学会を支援される皆様のご協力を賜りながら実りある学会にしたいと思っております。
さて、今学会のテーマは「天職 ~私たちがめざす道~」と致しました。
天職とは、「天や神が与えたその人にあった職業」を意味します。臨床工学技士の職が誕生し30年が経過しました。30年経過した今も、われわれが置かれている医療の現場(環境)は、常に流動的です。そのため求められる能力(ニーズ)も常に変動します。ただ、そのニーズに対応できるように制定されている職業が臨床工学技士だと思っております。
また、天職は英語でCalling(コーリング)といい『個人がある職業や役割に情熱的に強く惹かれ、自分の人生の目的だと考えている状態』と解釈されています。与えられた職業ではなく自ら求めた職業だと考え、道を切り開いていくことが今後は必要となって来ると思います。
第9回中四国臨床工学会が、参加される会員皆様の今後の進むべき道を照らす灯りとなるよう開催に向けて力を尽くし、島根県臨床工学技士会が団結して成功させたいと考えております。中四国臨床工学技士会連絡協議会の皆様をはじめ各県臨床工学技士会会員の皆様におかれましても多大なるご支援ご協力をお願いする次第です。
神々のふるさととして知られる島根県で、臨床工学技士(天職)について考えてみられてはいかがでしょう。是非、島根へお越しください。