日本リウマチ学会中部支部学術集会 第33回中部リウマチ学会

会長挨拶

会長 佐藤正夫
海津市医師会病院 副院長 整形外科・リウマチ科

会長 写真

日本リウマチ学会中部支部学術集会、第33回中部リウマチ学会を2022年9月2日・3日の日程で、JR岐阜駅隣接のじゅうろくプラザで開催させて頂きます。30余年にわたる伝統ある本学会を担当させていただくことは、誠に光栄であり、皆様に深く御礼申し上げます。

今回の学会テーマを“流れ”としました。リウマチという言葉がギリシャ語の“流れ”を意味し、病気の原因物質が体の中を流れて関節に痛みをきたすと考えられていました。我々、医療従事者は病気の治療や患者さんの状況が良好な時は“流れ”を維持し、上手くいかない時には“流れ”を止めたり、早めたり遅くしたりと調節をします。一人ひとりの患者さんにはそれぞれの“流れ”(経過)があります。

岐阜県での開催は第12回を武内章二先生が2000年9月に開催されて以来、22年の月日が流れました。清流の国ぎふ(岐阜)に来ていただき、リウマチ性疾患のいろいろな“流れ”について語り合えればと思います。看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士などの医療従事者のリウマチ診療への参加に関するセッションや治療に難渋した症例を検討して皆でその情報を共有できるようなセッション等を企画したいと考えています。

現時点では来年9月には新型コロナの流行も落ち着き、リウマチ診療を行っている医療従事者が一堂に集まって忌憚なく、いろいろな意見を出し合って討論し、その後のリウマチ診療に役立つような学会運営が出来ればと考えています。良い“流れ”に乗れますよう、皆様方の熱きご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

ページの先頭へ戻る