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シンポジウムの報告

シンポジウム

主 催 H24〜27年度文部科学省科研費基盤(B)
「わが国の医学部入試の妥当性と将来像に関する多面的国際共同研究」
研究班(研究代表者 大滝 純司)
協 力 東京大学大学院医学系研究科附属医学教育国際研究センター
後 援 日本医学教育学会入学者選抜委員会
背 景  医学部は入学者の大半が将来医師になることから、その入学試験(以下、医学部入試)が社会へ与える影響は大きい。格差社会が日本の大きな課題になる中、教育格差も深刻になっている。現在の日本の医学部入試は、進学校の成績上位者、そして予備校で受験対策を学ぶことができる者でなければ、合格することがきわめて困難になっている。一方、医師不足の地域出身の志願者を医学部・医科大学に多く入学させる、いわゆる「地域枠」が政策的に導入されるなど、医学部入試に関する要請や介入が顕在化しつつある。海外では、教育格差の是正を目指した入試制度や学業成績以外の指標も重視した評価も行われている。この医学部入試の評価方法や合格基準について、その妥当性を検証した研究は少ない。
目 的  わが国の医学部入試の現状と課題について国際的視点から多角的に検討し、その改革の方向性を探る一助とするために、国内外から医学部入試に詳しい関係者を招いて幅広い情報を共有し議論する。
日 時 2013年10月26日(土)
  • 開場13:00
  • 開会13:30
  • 閉会17:00
  • 情報交換会17:30〜
会 場 東京大学伊藤国際学術研究センター謝恩ホール
参加対象者 医学部・医科大学教員、医学生、医師、医療関係者、一般市民など(定員200名)
プログラム
開会挨拶
来賓挨拶
  • 文部科学省高等教育局医学教育課 村田善則 課長
  • 厚生労働省医政局医事課 中田勝巳 課長補佐
演者と講演内容(仮題)

Clarence D. Kreiter (米国:University of lowa)

  • 世界の医学部入試の概説

大滝 純司(日本:北海道大学)

  • 日本の医学部入試の現状と課題

武田 裕子(米国:Bl-Deaconess Medical Center)

  • 健康絡差、医療格差と医学部入試

Peter McCrorie (英国:St George's, University of London)

  • 英国全体とロンドン大学セントジョージ校の医学部入学者選抜の状況

Chi-Wan Lai(台湾: Taiwan Medical Accreditation Council)

  • 台湾の医学部入試の状況
使用言語 英語および日本語
情報交換会 時 間:17:30〜
会 費:5,000円

講演記録

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