新コロバブルクイズ第1&2回:マスクに宿るウイルス同定神???
オミクロン株、実はすごく優れた天然ワクチンなんじゃねーの?(中川淳一郎)
第1回:ワクチンの重症化抑制効果(難易度中)
それまでの流行に比べて第5波(デルタ株)、第6波(オミクロン株)では検査陽性者数に比べて重症患者数が少なくなっています。その原因について正しく考察を行っているとあなたが考えるものを以下の選択肢の中から選んでください。なおこの問題は新東京裁判/新型コロナワクチン薬害訴訟での被告側証人に対する反対尋問演習用資料としても活用できるよう注釈がついています。
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A 第5波では2回目接種の効果に間違いない、第6波では幸運なことにオミクロン株は比較的重症者数が少なかった(*1)。3回目接種(いわゆるブースター接種)は第6波には間に合わなかったが次回流行に備える意義があった(*2)
B くだらん質問をするな。第5波では2回目接種、第6波では3回目接種の効果に決まっておる(*3)。
C 第5波では2回目接種の効果、第6波では不明/回答を留保したい。
D くだらん質問をするな。第5波では2回目接種、第6波では蔓延防止措置の効果に決まっておる。2022年1月20日の時点で接種率がたったの1.54%だったワクチンの効果のわけがない(*3)。米帝謹製のイカサマなんぞに依存することなく、日本発のエビデンスとして蔓延防止措置を世界中に広めるべきだったのだ。そう思わんかね,裁判長(*4)
E 第5波/第6波ともに重症者数/検査抑制者数比の著明な低下の原因はウイルスの弱毒化以外に考えられない。その弱毒化が著明だったオミクロン株による第6波では、季節性インフルエンザによる死者数を大幅に下回る可能性が極めて高い。この事実を踏まえると、今後は季節性新型コロナウイルス感染症に対する予防接種としてより安全性の高いワクチンの開発が望まれこそすれ(*5)、インフルエンザワクチンよりも安全性がはるかに劣る上に、重症化抑制効果はおろかデルタ株以降の変異株に対する感染抑制効果も消失した3回目接種をこれ以上進めるrationale(論理的根拠)は最早完全に失われたと言わざるを得ない。
F そんな難しいこと訊かれても・・・・
G そんな質問には答えたくない。答えたくない理由も言いたくない。
H よくわからないけど、とにかくワクチンが効いたんでしょ。
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以下は被告側証人に対する反対尋問演習用資料として活用する場合の想定問答と参考資料の在処
*1:そんなことは事実としてとっくの昔にわかっている。重症者が少なかった原因を尋ねている。ウイルスの弱毒化が原因なのか?それとも第3回接種の効果があったとでも言うのか?この期に及んでまですっとぼけんじゃねえよ。コノヤロー。
*2:証人は訊かれたことだけに答えるように。それに今更そんなしょーもない言い訳を並べても時間の無駄。審理遅延行為に他ならない。
*3:3回目接種率は→こちらを御覧ください。
*4:証人は訊かれたことだけに答えるように。口は禍の元って諺も知らねえのかよ。そんな見え透いた出任せは即,審理遅延行為と見做すから以後気を付けるように。
*5:2019/20年シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種後死亡者数は推定接種者数5650万人に対して6人(令和元年シーズンのインフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告について)
第2回:こびナビが見逃した精霊信仰者によるデマ(難易度最低):マスクに宿るウイルス同定神???
白色のペストはこの日本を覆っています。さらに札幌市のインフルエンザ流行状況報告が示すように2021/22のシーズンのインフルエンザも,昨シーズン同様絶滅の危機にあります(定点あたり報告数,クリックで拡大)。その一方で2022年1月23日現在,世界中でオミクロンが猛威を振るっています。日本も例外ではありません。そこで明暗を分けたこれら二つの流行病とマスク,ワクチンの関係に関する問題です。あの史上最強の新コロデマバスター,こびナビがこともあろうに見逃しているデマは次のうちどれでしょうか?
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A ワクチン接種後も、たとえ風速10mの屋外であってもマスク着用は必須である。なぜならばマスクもワクチンも(*1),オミクロン株感染には全く歯が立たないが,マスクにはインフルエンザウイルス撃退効果があるからだ(*2)。
B ワクチン接種後も,たとえ風速10mの屋外であってもマスク着用は必須である。なぜならばワクチンはオミクロン株による感染には全く歯が立たないが重症化数/死亡者数を激減させる効果がある一方,マスクもオミクロン株感染には全く歯が立たないがインフルエンザ撃退効果があるからだ(*2)。
C 2020/21,2021/22の両シーズンでインフルエンザ感染が姿を消した原因をマスク/手洗いに求める者は、アニミストanimist精霊信仰者を名乗る資格はあっても,科学者あるいは医師を名乗る資格はない(*2)。
D AとB(*3)
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*1 2回ワクチン接種率が世界最低水準にあるナイジェリア。ブースター接種率(3回目&4回目)が世界最高水準にあるイスラエル。オミクロンはその両方を何ら分け隔てなく襲いました(追加接種に引導)。
*2 熱烈なマスク・手洗い精霊信者の大学教授・感染症専門医(ウイルス干渉に頭隠して尻隠さず)。
*3 こびナビとマスク・手洗い精霊信者に共通する病態は→ 専門家だからこそ愚か者になれた, 科学者失格
→茶番にしか思えないコロナ騒動の中で得られたもの 縁もゆかりもない唐津に移住(中川淳一郎 デイリー新潮 2022/1/22)
→追加接種は要りません
→新コロバブルの物語
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