保健医療社会学論集  


第36巻1号 2025


目次

特集 薬害と保健医療社会学の50年

「薬害と保健医療社会学の50年」に寄せて・・・・・・・・・佐藤 哲彦 田代 志門……1

薬害被害と医療
――薬害エイズ・HIV/AIDSアクティビズムからの教訓――・・・・・・・・・花井 十伍……4

抗がん剤イレッサ副作用死事件
――がん患者の命の重さについて考える――・・・・・・・・・近澤 昭雄……8

社会疫学から保健社会学への転換としての薬害スモンと薬害エイズ・・・・・・・・・小澤 温……21

薬害HIV被害者の「生きるための調査」
――当事者性と科学性の模索――・・・・・・・・・若林チヒロ……26

薬害調査・研究における懊悩と愉悦――薬害エイズの場合――・・・・・・・・・種田 博之……35

保健医療社会学者・飯島伸子の経験
――薬害スモン調査研究にみる「被害」理解――・・・・・・・・・本郷 正武……44

原著

シンボル化していない外見的特徴と認知的乖離
――手術痕に関するインタビュー過程の省察を通じて――・・・・・・・・・田中 裕史……54

外傷により頸髄を損傷した人の受傷後間もない経験
――自分のからだについての理解を更新していく――・・・・・・・・・村上 優子……66

食物アレルギーの子どものケアにおける感覚的活動
――「食べて治す」治療の浸透がもたらす母親の実践の複雑化――・・・・・・・・・大日 義晴 松木 洋人……76

オーストラリアにおける自発的幇助自死の法制化の流れと課題
――各州の法制度の特徴と相違についての比較分析をもとに――・・・・・・・・・南 貴子……87

書評

美馬達哉 著『臨床と生政治――〈医〉の社会学』
(青土社、2024年)・・・・・・・・・浦野 茂……98

戸田真理 著『からだがやぶれる――希少難病 表皮水疱症』
(生活書院、2024年)・・・・・・・・・野島那津子……100

木下康仁・井上麻未・糟谷知香江 編著『ヘルスヒューマニティーズ ――相互回復の実践・教育・研究』
(新曜社、2024年)・・・・・・・・・菅野 摂子……102

園田賞(第19回日本保健医療社会学会奨励賞)の審査報告

編集後記