RPG

イレッサの和解勧告で、日航機ニアミスで管制官の有罪が確定した判決を思い出しました。

日航機ニアミス事故の控訴審、管制官2人に逆転有罪判決

日航機ニアミス事故で管制官の有罪確定へ 最高裁が上告棄却
 

馬鹿馬鹿しくってやってられません。みんな辞めちゃえばいいんです。そして、管制も、新薬審査も裁判官がやればいいんです。

フランス人なら判決前に絶対ストライキやってます。「とんでもない判決が出れば、仕事ができなくなるから、このストライキは仕事が続けられるようにするためだ」って、彼らなら言いますよ。

私の活動も、警察・検察・裁判所は決して神殿ではない、そこにいるのは神ではないということを示すためです。これは彼らのためでもあるのです。医者は神ではないという迷信から、医者も患者も解放されて、まともな関係が構築できるようになったように。

一方で、教育も必要です。下記は実際に先日の全学一般教養(*)の授業で出した課題です。「薬害と規制当局」→「何もかもが厚労省が悪いという思考停止に陥らない」→「リスクを誰がどう引き受けるか」という問題をロールプレイでわかりやすく考えてもらおうという意図です。

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下記の新聞記事を読んで、もしあなたが
1.乗客だったら、
2.機長だったら、
3.JALの社長だったら、
4.国土交通省の役人だったら
どう考え、どう行動するかを、4つの場合全てについて説明しなさい。

2007年12月21日午後7時35分ごろ、関西空港発那覇行きのJAL2579便(乗客147人)が那覇空港の天候不良のため、鹿児島県霧島市の鹿児島空港に臨時着陸した。ところが、関空に引き返そうとするJAL側と那覇行きを求める乗客との間で約3時間押し問答となり、同機は午後11時ごろ那覇に向けて再出発した。JALが乗客の圧力に押し切られた格好だ。
JAL広報によると、同機は午後4時5分に関空を出発。那覇で午後3時ごろから風向や風速が変わり出したため、機長が「安全に着陸できない」と判断。いったん鹿児島に着陸し、関空に戻ることにしたという。
ところが、鹿児島に着陸した後、那覇で待つ知人らから電話で「航空機が次々に着陸している」と知らされた一部の乗客が「那覇へ飛べるじゃないか」とJAL側に抗議。搭乗口の周辺で「関空に戻るなら乗らない」と押し問答になり、怒声も上がったという。
(2007年12月22日朝日新聞)
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*「薬」がテーマ。医歯薬学以外の学部、経済、教育、環境学、工学といった学部の学生さんの方が多い。

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