熱中症とレギュラトリー・サイエンス
なぜ、郵便配達員はダッシュボードでステーキを焼いたのか
ネタにした季節から考えてBMJのChristmas issueにアクセプトは無理かなとは思うが,写真には美味しそうな肉汁だけでも食欲をそそる.
記事中にある「アメリカ食品医薬品局がステーキの調理に安全だとする内部温度63℃」を確認したい向きは→Safe Minimum Cooking Temperatures Charts
このチャートにある華氏145度は確かに摂氏62.7度である.
なお,同チャートでは,(ハンバーガーなどの)挽肉料理では,牛,豚,羊の四つ足の場合には,華氏160度=摂氏71度,ニワトリ,七面鳥の鳥の場合には華氏165度=摂氏74度となっている.この件に関する2つの疑問
●獣肉と鶏肉の間に華氏にして5度の差がある理由(例:サルモネラ感染症のリスクの差)
●この差のエビデンス(実証実験がなされた?)の有無
については,上記のサイトには一切回答らしきものはない.
元記事
Graham Rapier. A mail carrier cooked steak on a postal truck's dashboard to draw attention to extreme heat — and an Arizona lawmaker wants the post office to take action. Buisiness Insider Aug. 6, 10:01 AM
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