タミフルの再審請求
11年かかった。デマがデマだと公認されるまで。
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「タミフル」10代の使用制限、撤回へ 薬食審・安全対策調査会 日刊薬業 2018年05月17日
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は16日、抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」について、添付文書に記載されている10代の患者への原則使用差し控え措置を撤回する方向で合意した。ほかの抗インフル薬と同様の記載内容とする方針だ。
タミフルを巡っては、2007年に服用した中学生の転落死2件が報道されたことなどから、10代の患者への使用を原則として差し控えることとされ、添付文書の「警告」欄に記載された。一方、他の抗インフル薬に関しては10代への使用差し控えの措置は取られていない。また、タミフルの添付文書では異常行動に関する注意喚起が警告欄に記載されているが、他の抗インフル薬では「重要な基本的注意」の項目に記載されている。
調査会では、近年の研究でタミフルと異常行動との因果関係を明確に支持するデータがないことや、他の抗インフル薬を服用した場合や、服用しない場合でも一定割合で異常行動があるとする研究結果を踏まえ、ほかの抗インフル薬と同様の記載内容に改めるべきだとの意見が大勢を占めた。
添付文書に記載する具体的な文言などについては、次回の調査会であらためて議論する。
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