「どうでもいい」と「時間がない」

自分の仕事・自分の生活・自分の人生の真のエンドポイントを明確にすると、手段の目的化を回避し、「どうでもいい」ことがどんどん増えてきて、効率よく人生を送ることができます。私の人生の真のエンドポイントは「楽しい気分でいること」です。私は、このエンドポイントに役立たないagenda, issueは、全て「どうでもいいこと」に分類してゴミ箱行きとしています。

こうして、「どうでもいい」を使い倒すことによって優先順位が明確になります。優先順位の高いものに常に集中できて、高い生産性が得られます。

優先順位とは、時間の投資順位に他なりません。時間の投資順位がわからないと、時間の価値がわからずに無駄遣いをしてしまいます。時間を無駄遣いしている人に限って、その無駄遣いの自覚がないので、「時間がない」と言います。「時間がない」というのは暇人、つまり平気で時間の無駄遣いができる人の決まり文句なのです。

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