ポイント制度改革

もう、「○○はやった」とか、「××は仕上げた」とか、そんな馬鹿げたポイント制度はやめましょう。だって、あなたがいつまでたっても仕事の優先順位をつけるのがうまくならないのは、そのポイント制度のせいなのですから。

まだ、わかりませんか?そんなポイント制度だったら、「○○する」ことが容易に目的化して、「○○した」だけで満足してしまって、真の目的、つまり「何のために○○するのか?」という肝心の問いかけが吹っ飛んでしまうじゃないですか。その結果、「○○した」ことの意義を考えたり、アウトカム評価したりすることもありません。

アウトカム評価をしなければ無駄かどうかわかりません。その結果、くだらない作業かどうか見極めずに、かたっぱしから、仕事を背負い込んで、勝手に忙しがっている。それが、これまでのあなたの姿でした。

ここまで読んで、はっとしましたか?目から鱗が落ちると思いましたか?結構です。では後はわかりましたね。何しろ目から鱗が落ちたのですから、次の回答も自分の頭の中にあることになります。こんなところを読んでいるあなたなら、すぐわかりますよね。

そうですね。今から、「○○はやらないで済んだ」、「××はさぼってやった」と意識するポイント制度に変更すれば良いだけです。そうすれば、「○○する」ことは決して目的化しませんし、○○することの意義・アウトカム評価を厳しく吟味しようとします。無駄なことの見極めと優先順位づけがめきめき上達します。
 

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