新型うつ病
8年目のお医者さんとのやりとりから:

>必要以上に病院に残る医者は、今年で8年目のキャリアを数えると、毎年のように出会います。
>ところが彼らが相談しやすい、親切な医者かというと決してそうではないんですよね。むしろ怒りっぽいから相談しづらいし、休みの時に彼らから訳の分からない怒気を含んだ電話を受けた覚えはあっても、僕らが当直の際に相談しても、怒られた印象しかないような。

自分で自分を不機嫌にすることを趣味にしている人ね。背景には優先順位を決める能力の欠如と、おそらく二次的な記銘力障害とがある。「ほうれんそう(報告・連絡・相談)を大切にしろ」という上司に限って、自分で言ったことをすっかり忘れて「そんなくだらないこと、まず自分で考えろ。何のために脳みそがあるんだ」&「なぜもっと早く相談しないんだ」。

優先順位を決められないから、仕事が非効率になって遅くまで残らねばならない。優先順位が決められないから、どうでもいいことまで覚えようとする→大切なことを忘れる。そんな自分に腹立たしくなって不機嫌になる。自分で自分を不機嫌にしていることに気づけないから自罰的になれず他罰的になる。

優先順位を決める能力の欠如は、うつ病の重要な病態の一つ。野村総一郎が昔から言っている。うつ病学会の治療ガイドラインにも書いてある。新型うつ病が他罰的・外罰的というけれど、新たに新型うつ病という病気が発見されたわけでもなければ、登場したわけでもない。もちろん、新型うつ病の定義や診断基準なども存在しない。時代とともに病の表現型が変わるのは当たり前。自罰的なのが他罰的に変わっただけ。

>最近地域でコスプレイベントがあり、でかいレプリカを持ち込むに至って、主催者に許可を求めたら実に爽快な返答がありました。「せっかく重たいのを持ち込んでこられたので、許可したいです。だから、ここで決して迷惑をかけないと約束してください。それさえあれば私が責任もって許可します!何か言う人がいたら私が許可した、と言ってください!」

これもおそらくうつ病患者。体からは不機嫌が通奏低音のごとく流れ出汁て、常に他罰のネタ探しをしている。「迷惑」の範囲を無限大にすれば、他罰のネタも無限大になるというわけ。

こういう奴は赤ん坊を航空機に乗せる時には保護者にパラシュートを持たせるんだろうな。

>とりあえず泣いて謝れ、なんだったら辞職会見をしろ、という空気の、小保方さん会見
ジャーナリストってのは、大切な自分のことはすっかり忘れて、常にどうでもいい他罰のネタ探しをする商売。

>将来的に、私がマスコミからの取材依頼を受けても応じないだろうな
馬鹿とハサミは使いようでっせ。→非存在の証明

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