弱毒化とブースター無効の動かぬ証拠
歴史に残る日経の自爆テロで無責任ワクチン真理教団が壊滅
この記事の要旨
●オミクロンは顕著な弱毒株:オミクロン株は世界的に見てもデルタ株よりもさらに顕著な弱毒化(死者数/検査陽性者数比の低下)を示している。
●弱毒化は流行初期から継続的に生じていた:この弱毒化はオミクロン株でいきなり起こったのではなく、ワクチンが開始されるよりはるか以前、第1波から現在のオミクロン株による第6波まで着実に進行してきた。
●ワクチン無効:現在も進行中の死者数/検査陽性者数比の低下はウイルスの弱毒化によるものであってワクチンによるものではない。理由は以下の通り
1)死者数/検査陽性者数比は世界的に見てもワクチン接種開始前から低下し始めていた。
2)ワクチンが圧倒的に富裕国中心投入された結果、世界全体での2回目接種率が49%/ブースター接種率がたったの6.3%に留まっているにもかかわらず、オミクロン株流行下での死者数/検査陽性者数比の劇的低下は全世界レベルで起こっていた。富裕国によるワクチン独占が弱毒化とワクチン無効を証明してくれた形となった。
●以上の事実は2021年12月29日付の日本経済新聞の歴史的な記事によって全世界に公開された。
はじめに一番大切なこと:そもそも無責任ワクチン
現行のワクチンは全てアルファ株に対する
有効性を目的として開発され、アルファ株に対する有効性を主要評価指標として臨床試験が行われ承認されたものである。臨床試験を行った時はデルタ株もオミ
クロン株もこの世に存在しなかったので有効性は検証されていない。つまり、デルタ株・オミクロン株に対する有効性については世界中の専門家誰一人として責
任を持たない、というより持ちようがない・持ちたくても持てない。何が起ころうと知ったこっちゃない。そんな無責任ワクチンが世界中に出回っている(*)。この厳然たる事実を今一度思い起こしてからワクチンを受けるように。
*「無責任ワクチン」という言葉に憤慨する素人には以下のように教えてあげること
1.そもそも開発し承認を取得した企業が免責となっていること
2.だからといって国が責任を取るわけではないこと(接種後死亡にさえびた一文払わないのに、無効だからといって責任を取るわけがない)
3.今ブースターが必要だと言っている連中(役人・御用医師・政治家・マスゴミ)は国賠訴訟になったら雲隠れするに決まっていること。
それでは早速、「ウチは入社難易度ランキング マスコミ分野でNo.1」「他紙とは違ってもっぱら電子版を愛読するITリテラシーの高い方々向けの新聞」という胡散臭さ紛々たる記事が羅列され、いじり甲斐のある日経さんにご登場いただく。
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新型コロナ感染、世界で過去最高に 死者数は頭打ち(日経新聞 2021年12月29日)【ヒューストン=花房良祐、イスタンブール=木寺もも子】
世界で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、27日の新規感染者数は7日間の移動平均で1カ月前に比べて5割増の約84万人となり、過去最高となった。一方、死者数は頭打ちで、新型コロナワクチンの接種といった対策をとれば重症化する割合が低い傾向も鮮明となった。
27日だけでみると、世界の新規感染者数は1カ月前の3倍強の約144万9000人と急増した。新型コロナウイルスが変異した「オミクロン型」の感染が増えているためだ。同型は従来の「デルタ型」などに比べウイルスの増殖の速さが70倍以上との香港大学の研究もある。一方、世界の新規死者数の7日間の移動平均は約6400人で、1カ月前に比べて約8%減った。「オミクロン型」は、肺では比較的ウイルスが増えにくいとする香港大学の研究もあるほか、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究によると「デルタ型」に比べて入院リスクが40〜45%低いといった特性がある。新型コロナワクチンの3回目の接種(ブースター)が有効とされ、欧米などではブースター接種も始まった。(以降は米英、ギリシャ、フランス、フィンランドといった国々での相も変わらぬどんちゃん騒ぎをだらだら書いてあるだけなので省略)
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記事内容はでっち上げ+でもグラフは本物=自爆テロ
●グローバルな高級紙でござい?:宇宙センターのある(南部ながら)洗練された都会であるヒューストンと東西交通の要衝である国際都市イスタンブールから、それぞれ特派員がホットな現地情報をお届けする。こんな芸当は他紙ではできまい。
●相も変わらぬ煽り一辺倒:恐怖のオミクロン様が米国でも欧州でも猛威を振るっている。日本もただでは済まないぞよ。
●ブースターの御利益主張の根拠が全く見えてこない:有り難いブースター様のおかげで欧米では幸い死者が少ないぞよ(←なのにどんちゃん騒ぎをやってるじゃねえか)。ブースター接種が全く進まない日本にも必ずや恐怖のオミクロン様の祟りがあるであろう(←じゃあ、ブースターが全く進まない日本では、欧米と違って恐怖のオミクロン様の祟りで致死率が上昇するってのかよ?オラオラ、何とか言えよ、このタコ!!)
●自爆テロ:記事内容はでっち上げ+グラフは事実を示している=自爆テロ(下記)
1.全世界的で着々と進む弱毒化の動かぬ証拠を示した日経記事のグラフ
●グラフが示す動かぬ証拠:まずは記事の主張の根拠となったデータを確認:ジョンズ・ホプキンスと出所が明記してあるのでまさかとは思うが、読売のデータ改竄の先例もあり(読売新聞による歴史的デマの教え)、日経自体もワクチン禍による超過死亡を隠蔽した前科があるので(三途の川を渡った日経)、念には念を入れてWORLDOMETERでも確認してみたところ、御覧のように(クリックで拡大)、日経記事のグラフとぴたり一致した。
●典型的な弱毒化:どちらのグラフでも第1波から現在の第6波(*)まで弱毒化(死者数/検査陽性者数比の低下)が着実に進んでいることが肉眼視でも定性的に判断できる(*第n波は検査陽性者数のグラフではなく、各ピークがより鮮明な死者数のグラフで判断した)。特に今回のオミクロン株による第6波では死者数/検査陽性者数比が激減している。この弱毒化現象は特に日経記事のグラフの方でむしろ鮮明に表れている。
●死者数/検査陽性者数のピークに注目:できれば日経記事のグラフをプリントアウトして以下を読んで頂くことをお勧めするが、それができない場合には別のタブでグラフを見ながらお読みいただきたい。なお、各ピークの年月日については、WORLDOMETERのグラフを参考にした。日経記事のグラフは7日移動平均線なので年月日は特定できない。
―最悪だった第1波:死者数のピーク(2020年4月)が明瞭な一方、検査陽性者数はほんのわずかな突起を示すだけで終わっている。さらに死者数と検査陽性者数の乖離が甚だしい。このような極端な解離は以後の流行では見られない。第1波を形成したアルファ株の毒性が最も強かったことの明白な証拠である。
―はるかに大人しくなった第2波:2020年8月初旬の第2波死者数ピークと、第1波の時と同様にほんのわずかな突起を示すだけに終わった検査陽性者数のピークの乖離が第1波に比べて大幅に縮まった
―さらに差を詰めた第3波:第3波における死者数ピークと二峰性を示した検査陽性者数の乖離の程度は、紙の上ではさして変わらないように見えるが、その数値と死者数/検査陽性者数比を考えれば、第3波の方が死者数/検査陽性者数比がはるかに低くなっていることが肉眼視だけでもわかる。念のためWORLDOMETERのグラフでも各ピーク日の死者数/検査陽性者数比を確認したところ、第2波では7362(2020/8/6)/295756(2020/7/31)=2.49%、第3波では17540(21/1/27)/844468(21/1/8)=2.08% と、やはり第3波の方が相対的に17%低くなっていた。
―第4波ではついに逆転:日経グラフの上では僅差ながら検査陽性者数が死者数を抜き去った。これは検査陽性者数が第1波から第4波まで一貫して増加してきたのに対し、死者数は第3波に比べて第4波で減少したことを反映している。同様の現象はWORLDOMETERのグラフでも肉眼的に明らかである。各ピーク日の死者数/検査陽性者数比も15876(21/04/29)/904088(21/04/29)=1.76%と第3波の2.08%(上記)に比べて16%低くなっていた。
―第5波では更に差が広がった:日経のグラフでは死者数のピークと検査陽性者数のピークの関係が完全に逆転した。WORLDOMETERのグラフでにおける各ピーク日の死者数/検査陽性者数比も11870(21/08/25)/746631(21/08/19)=1.59%と第4波に比べて10%低くなっていた。
―第6波は紛う事なき季節性コロナウイルス感染症:日経のグラフは日毎の変化ではなく、7日移動平均線を表している。検査陽性者数のそれは昇り龍の勢いを示している。一方死者数の移動平均線は、もう神風は吹かないことを悟って謙虚に頭を垂れ、お縄を頂戴するばかりになっている。既に起こった未来としての無責任ワクチン真理教団の姿を見るようだ。
●上記の経過はウイルスの弱毒化であって絶対にワクチンの効果ではない。
―なぜならば1:臨床試験によって証明されているワクチンの効果はあくまで感染抑制であって、死者の減少ではないからだ。臨床試験で証明できなかったものがリアルワールドで証明できるわけがないこと、そして感染爆発下での死者数の減少など決してワクチンの効果ではないいことは既に散々説明した(NEJMが示す「重症化抑制効果」の嘘)。
―なぜならば2:死者数/検査陽性者数比の経過とワクチン接種率の経過(Our World in Data)とは何の関係もないからだ。ワクチン接種が始まったのは合衆国でも2021年1月だ。早くから確保に動いていた日本でさえ4月からだった。そして多くの開発途上国では今だに2回接種率が50%に届かない。その結果、21年12月29日現在、2回接種率世界平均は49%に留まっている(Our World in Data)。一方、上記に見るように死者数/検査陽性者数比は、第1波から第3波(21年2月末まで)までも、そして第4波以降現在までも、ワクチン接種率とは一切関係なく着実に低下し続けてきた。これは正に130年前に起こったヒトコロナウイルス HCoV-OC43
(Human coronavirus-OC43)流行の再現だった(OC43:新コロの先達に学ぶ)。それと何ら変わらないことが我々の目の前で起こっているに過ぎない。ワクチンがあろうがあるまいが、そんなことはおかまいなしに。
●ワクチンなんかなくたって:2回目接種率が世界平均(49%)よりも低くても100万人あたりのCOVID-19による死者数が世界平均(698人)よりもはるかに低い低開発/中開発国はたくさんある。インド(43%、343人)、インドネシア(41%、519人)、パキスタン(30%、127人)、バングラデシュ(27%、168人)、ナイジェリア(2%、14人)、ウズベキスタン(33%、43人)・・・
終わりに:ワクチン接種推進を意図した記事がワクチン無効の決定的なエビデンスを提示してしまった。これはワクチンの意義なんぞ、もうどこにも見出せなくなっている何よりの証拠だ。全世界の希望だったはずのワクチンでさえ何の役にも立たなかったのだ。ましてやマスクも、手洗いも、アクリル板も、ロックダウンも、全てが無意味だった。そうでないと言うのなら、その根拠を示してみるがいい。ただし、老爺心ながら忠告しておくが、くれぐれも日経の轍は踏まないように。そして法廷で被告席に座る覚悟をするように。あるいは「そこまでしてワクチンを擁護する覚悟はない」というのだったら、悔い改めるのに遅すぎるということはない。己の長き不明を恥じよ(原文だと蛇に説教しているみたいなので、私はこちらの方がいいと思っている)。
戦後、ヒトラーを「怪物」と呼ぶことで自らの責任から逃げたユンゲや
シュペーア、その他の側近たちだけを責めても、問題は解決しません。問題は、戦争がないという意味で当時よりは幸運な時代に生まれた者が、そこから何を考
えるかということ。ユンゲらの責任逃れの論理も注目に値しますが、何よりも重要なのは、人間がこんなにも、愚かになれるということです。(藤肥孝幸 映画「ヒトラー〜最後の12日間〜」 2017/12/27)
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