人気商売の辛さ(アビガンと全然ほとんど関係ないです。スミマセン)
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【独自】検察官の定年延長、法改正案の今国会成立見送り検討…世論反発に配慮 5/18(月) 7:10配信読売新聞オンライン
検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会成立を見送る案が、政府・与党内で浮上していることが17日、わかった。野党や世論の批判を押し切って採決に踏み切れば、内閣にとって大きな打撃になりかねないためだ。安倍首相は与党幹部らと協議し、近く最終判断するとみられる。
改正案は、国家公務員の定年を65歳に引き上げる国家公務員法改正案などと一本化した「束ね法案」として国会に提出された。検察官の定年を63歳から、ほかの国家公務員と同じ65歳に引き上げることが柱だ。内閣や法相が必要と判断した場合、検察幹部の定年を最長で3年延長できる特例規定も盛り込まれている。特例は、担当者の交代で「公務の運営に著しい支障が生ずる」場合などに限って適用すると明記されている。
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黒川さんも梯子はずされて,これで味噌つけちゃったから,ヤメ検になっても,美味しい仕事は回ってこないだろうなあ・・・贔屓に引き倒された優等生・・もっと早くに「私は検事ですから,法律を順守して定年で辞めます」ってあっさり降りていれば,国民の皆様の覚えも目出度かったでしょうに。人気商売の経験がなかったからそういう判断ができなかったんですなあ。
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堀江貴文氏が著名人に広がる検察庁法改正案への抗議運動に再び異論 キムタク主演ドラマ「HERO」持ち出し…(中日スポーツ 2020/5/14)
「国民主権である以上、内閣総理大臣が実質的に検察官の任命権を握るというのは大事なこと。それが形骸化していたのをちゃんとする話なんだけど、なぜか民主的に選ばれてない検察官の正義に頼るという矛盾」とツイートすると、続けて「やっぱりキムタクのドラマの見過ぎだと思う。自分たちが選んだリーダーを信じずに選んでない人を信じてしまう」
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堀江さんは正論一本槍です。なぜなら人気商売ではないから。一方首相というのは典型的な人気商売です。なんたって大叔父(おおおじ)さんも「栄ちゃんと呼ばれたい」と言っていたぐらいですから。だからアビガンみたいなどうでもいいことに意地を張って,今回の検事定年延長みたいな,本当の勝負所で,「自衛官だけじゃなくて,正義の味方ぶってでっち上げばかりやっている検察にも,文民統制が必要なんだ!お前たちになにがわかる!バカヤロー」って啖呵を切って解散できないんです。実際に負けて辞めなくちゃならないだろうし。安倍/堀江,思いは同じでもポジションが違えば行動は正反対になってしまう典型的な事例です。
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