語るに落ちる
タイトルの意味がおわかりにならない方も安心してもらいたい。下記の記事を読めば、すぐわかる。黙っていればいいものを、偉そうに世迷い言をまくし立てるから、見識のなさが露呈してしまう。
●自分達は薬の専門家であると称して、
エパデールのスイッチOTC化に徹底抗戦したのに
、実は臨床試験のことなど何も知らない、ずぶの素人だったから、ARBはACE阻害薬のゾロに過ぎないことが理解できなかった。
●「保険料や窓口負担などで1千億円を超す支出があることを重く受け止めるべき」なのは、ARBを売りまくって製薬企業に貢献していたのは、あんたがただろうが!←この問題については、
医師会会員からも批判
が出ている。
●利益相反問題の重要性がわかっていれば、製薬協に懇願してガイドラインの施行を延長してもらうような
恥知らずな真似
はできなかったはずだ。
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ノバルティスを日本医師会が批判 高血圧論文問題
朝日新聞 2013/5/30
製薬大手ノバルティスの高血圧治療薬ディオバン(一般名・バルサルタン)の効果を調べた京都府立医科大などの臨床研究論文が不正の疑惑を
招いていることに対し、日本医師会(横倉義武会長)は29日、「ゆゆしき問題」とする見解を発表した。現場の医師はこうした研究成果を踏まえて薬を使っているため「
患者の健康にも多大な影響を与えかねない」と批判した。
見解では「疑惑のある薬を国民が実際に服用し、保険料や窓口負担などで1千億円を超す支出があることを重く受け止めるべきだ」と指摘。海外からも疑惑をもたれているのは「
日本発の医薬品の信用に大きなマイナス」とした。同社日本法人に、事実関係について医師、患者、国民に説明責任を果たすよう求めた。
一方、ディオバンの薬効について、今村聡副会長は「薬としての効果そのものが疑いをもたれているわけではない」と述べた。
また、臨床研究の問題が企業側にあったのか、大学の研究者側にあったのかの判断は、今後の調査を待つ必要があるとした。厚生労働省に対し、
関係企業などに対する適切な指導・監督を求めた。
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参考
高血圧:ARB処方禁止でカナダでは数百ドルの医療費節約
日医の会員数減少