EDCの意義とは何かと聞かれて,あなたはすぐに答えられるだろうか?私は自信がない,しかし,板橋教授が大胆かつ明快に答えてくれている.
EDCは副作用を有害事象に変えてくれる魔法の杖であり,悪の枢軸厚生労働省に立ち向かう正義の味方なんだそうな.
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RISFAX 平成16年3月:埼玉医大病院・板橋教授 有害事象はEDCで綿密なチェックを(3.10)
埼玉医科大学付属病院中央検査部・臨床検査医学講座の板橋明教授は,2004年3月9日,大阪医薬品協会主催の治験推進講習会で,医療機関からみたEDC(エレクトリック・データ・キャプチャー)をテーマに講演,治験での有害事象について,”副作用と混同されていると指摘.(中略)
板橋教授は,厚労省の指導が,”副作用を多く生む”と指摘.”真面目な医師ほど因果関係を完全に説明できない有害事象を副作用としてしまう”と語った.(コメント:真面目も不真面目でも,因果関係を完全に説明できない有害事象を副作用としなくてはいけないんだが・・・)(中略)
有害事象の発生直後からモニターできるECDを活用することで,医師が因果関係を判断する前に企業と情報交換できることが大きいとしている.(おいおい,一体何が”大きい”んだい?)
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