MEDICAL & Test Journalに載ってるよ〜ん


全ては私が思う事なので分責は全てこの私にあります。
まぁ、勝手な事言ってやがると思って読んで下さい。


 ブランチやFMSが流行っている昨今、病院で働く検査技師には重要な問題であるが、
はたしてどれ程の検査技師が認識し危機感を抱いているのでしょうか。
この現状と何故こうなったかの歴史視野の狭さ経済観念の希薄を認識し、
業務改革、意識改革が必要です。私信では、診療の場に出向き保険点数と対応した
検査項目の選択や患者診療計画表作成時の助言、損益分岐点を考えた検査業務の構築、
患者や診療中心の結果報告体制試薬購入価格を検査センターレベルまでの引き下げ等が
重要と思われます。
また、今後の事は残りが10年以上ある技師が中心に本気になって考えないと
本当の意味で検査業界そのものが押しつぶされてしまうのではないでしょうか。
我々は検査技師ではなく臨床検査技師です。
その自覚がない技師は淘汰される時代がきています。
ISO9001の所得も検査部や病院改革のための起爆剤になるでしょう。
さて話題を変えて、現在東大病院では検体搬送システムの入れ替え最中です。
7年前に技術と知恵を出し構築したシステムも実際に稼働させると問題点も多く、その都度
システムやハードの変更を行ってきました。今回のリプレースではこれまで同様1本
搬送により自由度が高く、現場ニーズを満足させ、さらに1本搬送だからこそ出来る
独自の新技術の導入により今まで運用でカバーしていた部分や欠点を
大幅に改良すると同時に、診療への貢献をより向上させた
第2世代の検体搬送システムの構築を目指しています。
詳細は私のホームページ(http://square.umin.ac.jp/sugi/)をごらん
下さい。また、質問その他は
(sugioka-tky@umin.ac.jp)までどうぞ。