第33回小児集中治療ワークショップ 第33回小児集中治療ワークショップ

会長挨拶

会長

第33回小児集中治療ワークショップ
会 長 鈴木 康之

(東京女子医科大学 麻酔科 集中治療科 臨床卓越教授)

 このたび、第33回小児集中治療ワークショップを2026年10月11日(日)・12日(月・祝)に東京女子医科大学 彌生記念講堂・彌生記念教育棟にて開催させて頂きます。
 本研究会は、小児の集中治療に関わる医師や看護師をはじめとする医療従事者が互いに勉強しあう場として1994年に宮坂勝之先生を理事長として、設立されました。その後、2012年より中川聡先生が理事長を引き継がれ、小児集中治療を全国そして世界に広げていかれました。宮坂・中川両先生の強いリーダーシップと日本の小児集中治療の立ち上げに関わってこられた多数の先輩方のご尽力のもと、この会も小児集中治療医学も徐々に発展し、会の発足時に250人程度だった会員数も、医師・看護師・理学療法士・臨床工学技士・薬剤師など様々な職種の方の入会もあり、現在では1,000人を超え、また、これまでのPALSコースによるプロバイダー資格修了者は12,000名に達しました。このような素晴らしい会の会長を拝命し、やりがいとともに、大きな責任を感じております。諸先輩たちの作ってきた素晴らしい伝統を維持しつつ、さらに発展できるよう微力ながら努力してまいります。
テーマは「小児集中治療のたてとよこ」としました。小児集中治療は、医師だけでは全く機能しません。集中治療に関わる全てのメディカルスタッフにとって、この研究会の会員になることで得るものがたくさんあるような、そんな研究会にしていきたいと考えています。 本ワークショップでは、他の学会等では取り上げられない、小児集中治療に特化した研究や話題の発表と議論の場を提供したいと思います。多職種間での交流を大事にしたいと考えていますので、皆様、どうぞご指導・ご協力お願いいたします。皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。

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