PROGRAM
今回は節目の30回ということで、30周年特別企画を予定しております。
理事長と次期理事長、名誉会長の上野先生による鼎談を行い、学会の30年の歴史とこれからについて大いに語っていただきます。
PEGと経腸栄養の歴史を振り返り未来に繋げるべく、学会の柱石たる2人の先生に記念講演をお願いしました。
造設法、デバイスの進歩に当たって大きなinnovationを巻き起こしてこられた鈴木 裕先生に胃瘻造設法・デバイスの30年の進歩と未来への展望を語っていただきます。
エビデンスに基づく質の高い静脈・経腸栄養療法の普及に長年尽力されてこられた井上先生に経腸栄養の30年の歩みと未来への行程について語っていただきます。
体内時計と食・栄養素との相互作用に焦点を当て、「何を」「どれだけ」食べるかに加え、「いつ」「どのリズムで」食べるかが代謝、病態、健康に与える影響を研究する‘時間栄養学’が近年注目を集めています。今回はトップランナーの一人である、田原 優先生に「時間栄養学と臨床栄養(仮)」のテーマで時間栄養学の基本から臨床栄養への応用についてお話ししていただきます。
前半は例年通り、各地区研究会でのメディカルスタッフの演題を中心としたPEG甲子園を募集させていただきます。従来は、各地区研究会での発表された一般演題からの推薦演題をノミネートしていただきましたが、今回からは、それに加えて各地区研究会で活動されているメディカルスタッフの演題(研究会の推薦)も募集させていただきます。
なお、ご発表いただきます演者におかれましては、PEGチーム医療委員会より、招聘状(本人、推薦者、病院(施設)宛)を発行させていただきます。
後半は人生会議(ACP:Advance Care Planning)に関するミニレクチャーとグループワークを企画します。
皆さんの地域では、ACPの啓発は進んでいますか?
今回の学会テーマは「お家に帰ろう」ですが、お家に帰りたいかどうかもACPでの確認が必要です。人生の最終段階でどのような医療やケアが必要なのかは、医療者としては聞いておきたいことですが、それ以上に在宅の医療介護福祉職にとっては、その方の価値観、人生観、死生観などなどを聞きたいところです。昨今、在宅医療は人生の満足に対するサポートが求められています。ACPを啓発する前に、実際ACPを体験していただきたいと思っています。
PEGチーム医療委員会委員長
医療法人西山医院 院長
西山順博
PEG・在宅医療学会の皆様、こんにちは。森安博人会長のご厚意で、今回PEGでご参集の皆様の前でPTEG(Percutaneous TransEsophageal Gastrotubing ; 経皮経食道胃管挿入術)に関する講演をさせて頂く機会を頂きましたことを感謝いたします。
ご存じのようにPTEGは未だ十分に普及しているとは言えません。しかし、この事実は、決してPTEGの存在価値を否定するものではありません。本講演では、PTEGが如何に有用な手技であるか、では何故PEGのように普及しないのかについてお伝えし、今後PEG学会とPTEG研究会が協調し合って発展していける一歩になることを目指すものです。
神戸大学大学院医学系研究科 外科系講座災害・救急医学分野
桂 長門