本図書館の古典籍閲覧室は1階の奥の階段を上がった2階にあり、入った正面に閲覧受付がある。その右側(右写真)が閲覧室で、学位論文(左写真書架の青い背表紙の書)閲覧室も兼ねているが、室内の電源コンセントに電気は来ていない。受付の左側(左写真)に古典籍書庫がある。
左写真が書庫のほぼ全景で、古典籍は1冊につき一つの架蔵番号R.○○が与えられ、大きな箱帙に番号順で各々10冊前後が収められている。右写真は箱帙より私が申請した書を取り出しているところ。この箱帙は309函が末尾で、架蔵番号R.3664までが記される。つまり3664冊の古籍が本来あったらしいが、番号R.2071〜2190の書は収めた函ごと現存せず、ある段階で行方不明になったらしい。