5-11歳接種の安全性評価をやってみてわかったこと
全てを承知の上で粛々と接種を進める専門家集団の怖さ
●恐怖による支配そのもの
普通は分科会でリスク・ベネフィットバランス評価をやりますけど、流石に専門家集団だけあって、やる前からわかっていたから公の席では怖くてできなかったのです。実際に自分でやってみて、ベネフィットがなく、リスクだけを子どもに与える接種だということがよくわかりました。それも公表資料だけで。そうです、「専門家集団」は全ての承知の上で粛々と接種を進めているのです。正に恐怖による支配です。

●新型インフルエンザワクチンとの比較

新型インフルエンザでの全年齢の死亡者数は198人。その中で5-9歳の死亡は13人(全年齢の6.6%。うち基礎疾患ありは4人)(日本におけるインフルエンザ A (H1N1) の死亡者の年齢別内訳/死亡例まとめ)。一方新型コロナでは、全年齢での死者数23852人に対し10歳未満の死亡はゼロ(いずれも2022年3月1日現在。東洋経済オンラインで2022/3/12に確認済)。

もし新型インフルエンザと新型コロナで5-9歳における死亡リスクが同様だったとすると、新型コロナでは5-9歳だけでも1548人が亡くなっていたことになります。つまり新型インフルvsコロナでは死亡リスクが1548 vs 0。まともな医者ならこれだけでワクチンなんかやりません。絶対に。それなのに、さらに新型コロナワクチンでは有効性が不明ときてる5-11歳への接種も無効)。もっとも成人でも重症化抑制効果は真っ赤な嘘でしたが(重症化抑制効果も嘘だった

●ファイザーワクチンでの接種後死亡率は新型インフルエンザワクチンの3倍だった
この点については半年も前に説明しましたので,そちらを御覧ください→実は高かった接種後死亡率。。

ファイザーワクチンで100万接種あたりの死亡率を65歳以上と未満を比較すると,65歳未満の方がずっと低い。だからファイザーワクチンは「安全だ」というのが,副反応検討部会長を務める森尾教授の主張でした(典型的な大本営発表)。でも若い方が接種後死亡率が低いなんてそんなの当たり前です。ファイザーワクチンが安全かどうかは,他のワクチンと比較する必要があります。

そこで然るべき対照として,新型コロナ同様の新興感染症である新型インフルエンザ流行に対応して急ぎ作成されたワクチン(当然,臨床試験では検知できなかった未知のリスクが現実世界で見つかる可能性が高い)と比較しました(表はクリックして拡大)。65歳以上と未満の死亡リスクを算出して両方のワクチンを比較したところ,65歳以上では新型インフルエンザに比べてファイザーの方が2倍程度高く,65歳未満では3倍とさらに高くなっていたのです。

●結論:子どもへの接種は百害あって一利無し→ニュルンベルク綱領違反
子どもでは新型コロナ自体のリスクは無限大に小さい。さらにワクチンには有効性が認められない。おまけに接種後死亡率が新型インフルエンザワクチの3倍。そんなワクチンを注射するのは=ニュルンベルク綱領違反。それを子どもの命を守ることを使命とする分科会が認めたことになります。職業生命を賭してルビコン川を渡ったつもりだったのかも知れませんが、川の名前が違います。なぜ、そんなことを?そうでしょうね。答えられないでしょうね。だって分科会の偉い先生方に命令できる人間なんてどこにもいないのですから。もちろんこれは脅しでもなんでもありません。だってここで示したように、公表資料に「5-11歳への接種なんてとんでもない」って書いてあるのですから。だからニュルンベルク綱領違反は先生方が敢えて自ら選んだ運命なのです。

誰もそれが子どものためになるとは思っていない:職業生命を賭して先生方が渡った川の名前や如何に
負けます。確実に。
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