国に殉ずるということ
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国

実は日本政府は年次別の戦没者数を公表していない。福井新聞社の問い合わせに対して厚生労働省は「そうしたデータは公表していない」と回答している。(福井新聞2014年12月8日付け)。また、朝日新聞社が2015年7月、47都道府県にアジア・太平洋戦争中の「年ごとの戦死者数の推移をアンケートしたところ、岩手県以外は全て「調べていない」と答えた。『特に必要がない』『今となってはわからない』などが理由だった」(朝日新聞2015年8月13日付) [吉田 裕 日本軍兵士−アジア・太平洋戦争の現実 中公新書]

「310万人の戦没者の9割が1944年7月のサイパン島陥落以降の絶望的抗戦期に集中していた」。吉田氏が導いたこの結論の重要性は論を待ちません。しかしその背景が示唆することの重要性も結論に決して劣りません。国に殉じた個人の死には全く関心がない。それが国家の本質です。一億火の玉」(*)となって集団免疫という名の勝利を目指した(過去形)「コロナとの戦い」の絶望的抗戦期 の真っ只中にいる。そんな我々が身を以て感じていることです。
(*レコードが発売されたのが1942年2月です。実際に曲を聴いてみればすぐわかることですが、開戦からわずか2ヶ月、ミッドウェーの4ヶ月も前、既に国民の皆様も絶望的抗戦期を予見していたことになります)

池田先生
初めてメールさせて頂きます。コロナ騒動が始まった当初から、先生のホームページを愛読させて頂いているサイレントマジョリティー読者の一人です。先日亡くなった父について、コロナワクチン接種後死亡としての報告をして頂くよう医療機関に依頼しました。

初めは医師から断られそうだったのですが、以前より池田先生がホームページ上で教えて下さっていた様々な資料を取り揃え担当医にお見せしたところ、報告して頂けることになりました。貴重な情報を発信してくださる池田先生には心から感謝致しております
(中略)
葬儀後、父の症状を聞いたご近所の方が教えに来てくださったのですが、近隣にも父と同年代で2回目接種後数日で同症状が現れ救急搬送、なんとか一命を取りとめた方がいたそうです ご家族は副反応を疑い医療機関に報告依頼をしたのですが、数日経っても厚労省ホームページで症例の確認取れず再度医療機関に確認したところ、報告は院内で取り下げられていたそうです。家族は納得いかないと再度依頼し、ようやく報告してもらったとのことでした。

全く因果関係は不明ですが、そもそもデータ蓄積するための報告自体しにくい現状はおかしいと感じます。YouTubeではコロナとりわけワクチンに関する批判的な動画はガイドライン違反として厳しく削除されています。陰謀論だと一笑に付されますが、色々な観点から見るとこの度のコロナ騒動は新たな時代の戦争ではないかと思ってしまいます。

御連絡ありがとうございました。当初私は時代をずっと先取りしたつもりで得意になって記事を書いていました。なぜ得意になっていたかというと、今からちょうど50年前にゲッベルスの伝記を購入した時から、もし全体主義が日本に再来するとしたら、どういう形でやってくるのかとの問いを抱き続けてきた自負があったからです。こんな妄想に50年も取り憑かれてきた人間は恐らく世界中で私一人だけだろう、そういう自負です。

全体主義、大政翼賛メディア、非国民排斥、言論弾圧、隣組(市民による相互監視)・・・妄想が現実化することなんかあり得ない。何せ感染症なのだ。それもコロナウイルス。たとえ強毒であってもSARS, MERSのように一部地域で猛威を振るって数ヶ月以内で消えていく。そうすればパニックを笑い飛ばせる。それが曲がりなりにも40年近く医者としてやってきた自分の読みでした。自分の妄想に対し自信を持って妄想に終わると心の中で断言していたのです。

しかしいつの間にか妄想が現実に追い抜かれていました。自分の書き殴りが必要とされる。大切な人を失った方が故人の尊厳を取り戻すために。そんな悪夢が現実化するなんて。しかし呆然とする間もなく、現実化した悪夢は急速に悲劇的破綻に向かって進んでいます。この勢いは津波と同じです。誰にも止められません。今我々ができることは破綻後の世界に備えることだけです。

新型コロナワクチン薬害訴訟は回避できません。国は徹底抗戦するつもりでしょうが、厚労省自らが悪だくみを公開している以上、国側敗訴は見えています。ハンセン病訴訟でさえ控訴取り下げだったのですから、勝てるわけがありません。原告が一体何百人、何千人、何万人になるのか、今のところ誰にも想像できません。どうぞお父様の名誉を守る行動を記録し続けてください。できれば手書きの日記がいいと思います。証拠価値が高いのは加筆訂正ができない書面だからです。電子化しかない過去の記録はプリントアウトしてその日付を手書きした上でワクチンを接種した証拠と共に綴っておくといいでしょう。

集団免疫=利他的行為=みんなのため=お国のため(*)。
*淋しいけれど母さまと 今日もまどかに眠るのも 兵隊さんのおかげです お国のために お国のために戦死した 兵隊さんのおかげです(作詞 橋本善三郎 作曲 佐々木すぐる「兵隊さんよありがたう」 朝日新聞社公募 昭和14年
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
自分の命を自分で守れない国
新型コロナワクチン国賠訴訟で国が敗訴
全てはワクチン利権のために
新コロバブルの物語
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