第114回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会

会長挨拶

 この度、第114回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会の当番会長を担当させて頂く京都府立医科大学の髙木智久と申します。伝統ある本会の会長を拝命し、教室員共々大変光栄に存じますと同時に、身の引き締まる思いを感じております。このような貴重な機会を与えて頂いた藤原靖弘支部長、ならびに、内藤裕二前支部長をはじめ、近畿支部幹事の先生方に心より感謝いたします。
 今回の支部例会では「何でものみこむ消化器内視鏡学」をテーマとして掲げさせていただきました。京都府立医科大学が日本内視鏡学会近畿支部例会を担当させて頂くのは、本学消化器内科学教室の前身旧第3内科の増田正典教授が第1回支部例会を開催されてから、私で7人目になります。増田正典教授が「何でものみこむ」をテーマに掲げ消化器病学を推進され、その理念は現在も当教室に連綿と受け継がれています。私もこれにあやかり「何でものみこむ消化器内視鏡学」をテーマにさせて頂き、一人でも多くの先生方、特に若手の先生方に積極的にご参加頂き、対面での活発な議論を通して幅広く内視鏡学の最新知見を共有して頂ける様にとの想いを込めて、本支部例会を企画させていただきました。
 プログラムとしては、上下部内視鏡、胆膵内視鏡、炎症性腸疾患と各領域のバランスを考慮し、ビデオワークショップや外科との接点を探るパネルディスカッション、ハンズオンセミナーも企画させていただきました。主題演題の司会も新進気鋭と呼ぶのにふさわしい先生方にお願いをさせて頂きましたので、私自身も例会当日の白熱した議論に参加できるのを楽しみにしております。
 末筆ではございますが、司会や座長の労を賜る先生方、評議員の先生方、近畿支部事務局の皆様、協賛企業の皆様を始め、本会の準備にお力添えを頂いた全ての皆様に深く御礼を申し上げます。関係各位におかれましては、本会の準備、運営に際し引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

第114回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会
会長 髙木 智久
京都府立医科大学医学研究科
医療フロンティア展開学(消化器内科)

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