ご挨拶
第199回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長 自治医科大学附属さいたま医療センター 心臓血管外科 山口 敦司 |
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関東甲信越地方会会長ご挨拶
この度、第199回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を、さいたま新都心エリアにございます会議場TOIRO(さいたまスーパーアリーナ)にて開催させていただきます。当科では前任教授の安達秀雄先生が第159回(平成24年6月2日;さいたま市パレスホテル大宮)を担当しており、さいたま市で開催させていただきますのは、11年ぶりということになります。
歴史と伝統のある本会を私どもが主宰させていただくことは誠に光栄なことと存じ上げており、ご支持いただきました関係の皆様方に深く御礼申し上げます。
本会は胸部外科3領域における症例報告が中心となっており、近年は学生・初期研修医の発表も恒例となりました。私も若手だったころは、当会で発表することに誇りと緊張感を持って臨み、発表に際しては学会で活躍されておられる数多くの著名な先生方にご指導いただいたことを思い出しますが、その経験が現在の自分の診療・研究・教育の基礎となっていることは疑う余地もありません。
今回の優秀演題は、第79回胸部外科学会学術集会(2026年10月;京都)『JATS Case Presentation Awards』での発表に推薦されることになります。皆様には、高いレベルでのプレゼンテーション力を発揮していただき、最終的なAward最優秀賞獲得を目指していただくことを期待しております。
セミナーはランチョン・スポンサード・アフタヌーンを含め10企画を予定しています。各分野のエキスパートの先生方に直接お話を伺い、今日の胸部外科領域における診療の最前線について知ることができると思います。
本会は、若手医師・医師を目指す学生の方々による発表が中心となりますが、ここで発表された内容は、熟練の医師にとっても斬新な工夫や考え方であり、あるいは非常に稀な症例が共有でき、明日からの診療に役立つことが数多く盛り込まれております。会議室TOIRO(JRさいたま新都心駅から徒歩数分)では、ワンフロアで発表3会場を準備し、同じフロアに展示などのスペースも設けてございます。熟練の医師、若手医師、医学生、多くの皆様にご来場いただき、活発な学術発表のみならず、お互いの交流を深めていただくことを期待しております。当日、皆様と会場でお会いできますことを楽しみにお待ちしております。
