第196回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第196回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
杏林大学医学部 心臓血管外科
窪田 博

関東甲信越地方会会長ご挨拶

 2024年11月9日(土曜日)に第196回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を浜松町コンベンションホールにて開催いたします。
 歴史と伝統ある本会の会長にご指名いただき、大変光栄に存じますとともに、ご支持いただきました関係の皆様方に深く御礼申し上げます。
 会場となるホールは、JR浜松町駅から徒歩二分の好立地にございます。皆様と共に有意義な時間を過ごせますよう、教室員一同、鋭意準備を進めております。
 折しも働き方改革が始まって半年後の開催です。学会を含め、労働に対する“みなし方”の議論はあって然るべきですが、“症例から学び、発表し、論文化することの大切さ”は、変わることのない別次元のものでありましょう。胸部外科領域は未知の事象が多くあり、学ぶことがたくさん眠っているのがその魅力の一つであると考えます。その症例から何を学ぶかは、私たちの心の持ちようで違ってきます。考察に富んだご発表を心よりお待ちしております。
 今回は学生発表、初期研修医発表に続き、海外で活躍する胸部外科医師との双方向ウエブセッションを設けました。学生、研修医の皆さん、何れの科に進むにせよ、日本に留まらず広く世界を眺めましょう。海外での臨床を考えている先生方、指導的立場の先生方にも是非ご参加いただきたいと思います。
 今回はウエブ配信も設けました。当日は病院を離れられない先生方も多くいらっしゃることと思います。大画面ディスプレイを活用して、カンファレンス室を、医局を、ご自宅を、ケーブル1本で学会場の一つにして是非ご参加ください。はたしてコロナ渦の遺産が正のものとなるでしょうか。開催後には皆様のご意見やご感想をお聞きしたいと考えております。
 より多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。

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