第193回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第193回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
船橋市立医療センター 心臓血管外科
茂木 健司

関東甲信越地方会会長ご挨拶

 2023年11月11日(土曜日)に、第193回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を、都市センターホテルに於いて開催いたします。私ども船橋市立医療センターとしましては、2008年2月の高原善治先生主催の第145回地方会以来15年ぶりの担当となります。歴史と伝統のある本地方会を主催させて頂くことは大変に光栄なことであり、皆様方に厚く御礼申しあけます。
 会員の皆様には、新型コロナウイルス感染症流行のために、ここ3年以上もの間、日常診療においても多くの苦労をされたことと推察いたします。また、学術活動でも各種の制限がありました。しかし、本年5月に、新型コロナウイルス感染症は感染症法上の対応が2類から5類になり、感染には十分に注意してではありますが、皆様方には会場にお集まりいただき、対面で発表し、活発な討議を行って頂ける状況が戻って参りました。
 本地方会は、心臓血管外科、呼吸器外科、食道外科の3領域の臨床経験豊富な胸部外科医のみならず、若手胸部外科医、研修医や医学生が、稀有な症例、治療に難渋した症例、示唆に富む症例や手術手技の工夫等の報告を行い質疑応答することを通して、学術活動にかかわるいろいろな経験を積むことのできる非常に大切な機会です。
 今回も一般演題のほかに、日常診療に役立つ知識を得る機会となるように、ランチョンセミナー、アフタヌーンセミナー、スポンサードセミナーを設け、その領域の第一人者の先生を講師にお招きして、興味あるご講演をお願いしていますので、皆様には是非ご聴講いただければと存じます。
 有意義な会となりますように当院の呼吸器外科医、食道外科医の協力を得て準備を進めております。多くの演題のご応募と多くの先生方のご参加をお願い申し上げます。

ページの先頭へ