第190回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第190回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
岩ア 正之

関東甲信越地方会会長ご挨拶

第190回日本胸部外科学会関東甲信越地方会開催にあたり

 第190回日本胸部外科学会関東甲信越地方会を私ども東海大学医学部外科学系呼吸器外科学教室でお世話させていただくことになり一言ご挨拶申し上げます。歴史と伝統ある本会の会長にご指名いただきましたことを大変光栄に存じますとともに、ご支持いただきました関係各位の皆様に深く御礼申し上げます。
 東海大学としましては、初代正津晃先生主催の第36回大会から42年、直近では小澤壯治先生主催の第180回大会から3年ぶり8回目の開催となります。顧みますとこの学会の歴史の厚さと先人たちの熱い思いが伝わってくるような気がいたします。過去の教訓を礎として会員一同、謹んで挑戦していくべき多くの難題や新たな手術手技が山積しており、忌憚のないご意見を学会の場でお願いしたいと存じます。約3年にわたって波打ってきた新型コロナウイルス感染症パンデミックの中、日常のさまざまな場面で大変なご苦労をされてきたことと改めて会員の皆様に厚く敬意を表します。未だに蔓延を掌握しきれていない状況で学会開催形態の不透明の中、集うことの意義と可能性を求めて浜松町コンベンションホール & Hybrid スタジオで現地開催させていただきます。本学創始者の松前重義博士は若人に対する奮起を求めて常に世代を超えた自由な語らいを指導者に求めて来られました。心臓血管、呼吸器、食道の3領域における日常の工夫や取り組み、技術革新や安全な治療への新たな治験など論じていただければと考えております。
 是非とも皆様とともに集えてお会いできることを祈念しております。多くの先生方に若人を交えた交流の場としてご参加いただきたいと存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。

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