第186回日本胸部外科学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第186回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 会長
筑波大学医学医療系心臓血管外科学
平松 祐司

関東甲信越地方会会長ご挨拶

 2021年6月5日に、第186回日本胸部外科学会関東甲信越地方会をJP TOWER Hall & Conferenceにて開催させていただきます。筑波大学としては、2007年9月の榊原 謙先生主催の会以来14年ぶりの担当となります。歴史と伝統ある本地方会を開催させていただくことは大変光栄なことであり、教室員一丸となって鋭意準備にあたってまいる所存です。
 新型コロナウィルス感染収束の見通しが不透明な中、WEB参加を併用したハイブリッド方式での開催を見据えつつ、現地にも多くの会員の皆様にアクセスよく足を運んでいただけるよう、東京駅直結の会場を手配しました。安心して丸の内までお越しいただくために、万全の感染対策を講じる所存です。
 本地方会は研修医や専攻医の登竜門、中堅外科医がしのぎを削る場であり、心臓血管・呼吸器・食道の3外科分野にわたる稀少な臨床経験、警鐘を鳴らすべき事象や手術手技の総意工夫などを持ち寄ってホットな議論を交わす有益な機会です。活発かつ忌憚のない意見交換を通じて、明日の診療に役立つヒントや探究すべきクリニカルクエスチョンを見出していただければ幸いです。また口頭での発表にとどまらず、当日の議論や意見をもとに症例報告論文としてまとめ上げ、貴重な経験を文献として世に残すよう努めていただきたいと思います。
 今回も一般演題のほか、医学生・研修医セッション、ランチョンセミナーやアフタヌーンセミナーを設け、セミナーにおいては各領域のトップランナーを講師にお招きして、地方会ならではのdetailにこだわったご講演をいただく予定です。
 コロナ禍にあっても、本地方会本来の姿である膝を突き合わせての議論、知的交流や情報交換の場が提供できるよう尽力してまいります。多くの演題のご応募と先生方の奮ってのご参加をお待ち申し上げております。

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