第22回日本クリティカルケア看護学会学術集会

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集会長挨拶

 この度、第22回日本クリティカルケア看護学会学術集会を拝命し、2026年6月27日(土)・28日(日)、大阪公立大学森ノ宮キャンパスにおいて、学術集会を開催することとなりました。一人でも多くの会員の皆様にご参加頂けるよう、対面開催と一部オンデマンド開催で現在、準備を進めております。
 集会のメインテーマは、「クリティカルケア看護の共創と発展」と致しました。このテーマは、医療分野における協力と進化を意味します。今までに蓄積されたクリティカルケア看護の知識をもとに、看護の原点をみつめながらも時代に合った役割を創り、国民の健康を守って、苦痛の只中にある人々に対して渾身の力でケアし続ける、“看護の力”からこのテーマを考えました。
 本学術集会では、「共に創り発展する」観点を踏まえ、テーマを展開したいと考えています。1.クリティカルケア看護におけるチームワークと多職種協働、2.テクノロジーの活用と変革、3.看護実践力向上のための教育や管理によって、チーム全体のパフォーマンスが上がり、患者に最適なケアを提供するための共創が進みます。共創の本質は、患者の利益を考慮し、どのような医療が必要か考えることから始まるため、4.患者中心のケアの視点も欠かすことができません。患者の声を聴き、安全で安楽なケアを提供して回復を早めることを目指しています。そして、5.地域と連携して体制や環境を整え、6.研究や実践報告でクリティカルケア看護特有の知を創生し、さらに発展していくのではないかと考えています。
 本学術集会では、教育講演やシンポジウム、パネルディスカッション、交流集会、研究、実践報告を通して参加者の方々とともに「クリティカルケア看護の共創と発展」について探究したいと考えています。当日は、“共に創ることのすばらしさ”が経験できるような集会にしたいと思います。企画運営委員・事務局一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

第22回日本クリティカルケア看護学会学術集会
集会長 北村 愛子
(大阪公立大学大学院看護学研究科 急性看護学)

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