本人の意思を尊重した人生の最終段階における医療・ケアのさらなる充実を図るため、平成 30 年3月、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」が11年ぶりに改訂されました。このガイドラインに基づく「意思決定支援教育プログラム(E-FIELD:Education For Implementing End-of-Life Discussion)」を活用した相談員研修会が実施され、本人の意向を尊重した意思決定のための相談体制の整備が図られてきました。
令和3年度は、従来の研修会に加えて、生活の場、暮らしの場でのガイドラインの活用およびアドバンス・ケア・プランニング(ACP:人生会議)の実践に焦点を当てた、「意思決定支援教育プログラム:在宅医療・ケア従事者版(E-FIELD Home:Education For Implementing End-of-Life Discussion at Home)」を活用した相談員研修会を下記の要領で実施いたします。
※ 昨年度の医療機関版研修プログラムにつきましては、神戸大学の同事業のWebページをご参照ください。
https://square.umin.ac.jp/endoflife/2020/general.html
開催要項 | |||
研修名 | 本人の意向を尊重した意思決定のための研修会 在宅医療・施設ケア従事者版 相談員研修会 | ||
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開催地 | 受講者の医療機関等の地域 | 日程 | 会場 |
①北海道・東北 | 令和3年9月26日(日) | Web開催 | |
②関東 | 令和3年10月24日(日) | Web開催 | |
③甲信越・東海・北陸 | 令和3年10月31日(日) | Web開催 | |
④近畿・四国 | 令和3年12月12日(日) | Web開催 | |
⑤中国・九州・沖縄 | 令和3年12月19日(日) | Web開催 | |
募集人数 | 1開催あたり約50名程度 | ||
募集期間 | 令和3年6月15日(火)~令和3年8月17日(火)正午 | ||
参加費 | 無料 ※Web会議ソフトであるZOOMを用いて行います |
プログラム(予定) | ||||
開始 | 終了 | 時間 | プログラム | 主旨、構成内容 |
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08:15 | 09:00 | 45 | 受付 | |
09:00 | 09:15 | 15 | イントロダクション | |
09:15 | 09:25 | 10 | 講義 | ガイドライン総論 |
09:25 | 10:40 | 75 | 講義・グループワーク | 本人の意思決定する力を考える |
10:40 | 10:50 | 10 | 休 憩 | |
10:50 | 12:20 | 90 | 講義・グループワーク | 本人の意思の確認ができる場合の進め方 |
12:20 | 12:30 | 10 | 質疑応答 | |
12:30 | 13:15 | 45 | 昼 食 | |
13:15 | 14:40 | 85 | 講義・グループワーク | 本人の意思を推定する |
14:40 | 14:50 | 10 | 休 憩 | |
14:50 | 16:05 | 75 | 講義 | 本人にとって最善の方針について合意する |
16:05 | 16:20 | 15 | 質疑応答 | STEP3・4に関する質疑応答 |
16:20 | 16:40 | 20 | 振り返り | グループワーク 研修の感想、明日からの具体的な行動を共有 |
16:40 | 16:55 | 15 | まとめ | 講義 |
16:55 | 17:00 | 5 | 事務連絡 | 事後アンケートの説明 |
※プログラムは改訂中であり、変更の可能性がございます。
以下の全て条件を満たす者(必ず個人単位で応募すること。但し、同一施設から複数人の応募は可能)
1 各機関等において、人生の最終段階における医療・ケアに関する意思決定に携わっている医療福祉従事者(医師・看護師・MSW・ケアマネジャー・施設ケアスタッフ等)であること
2 当日9時~17時の1日研修に途中退席することなく参加できること
3 インターネットにカメラ付きのコンピューターを使ってアクセスできること
●インターネット環境(スマートフォンのテザリングや、携帯型Wi-fi通信機の利用は推奨できません。アップロード、ダウンロード速度が3.0Mbps以上を安定して確保できる環境を推奨します。※速度テスト方法:研修に使用する環境で、 https://www.google.co.jp/ から「インターネット速度」と検索し、「速度テストを実行」)
●カメラ付きコンピューター(最新のZOOMアプリをダウンロードしておくこと)
●マイク付きヘッドホンでの参加を推奨いたします
4 上記の医療福祉従事者は、原則として、研修会受講時点において、人生の最終段階における医療・ケアに携わる者としての経験が3年以上であることが望ましく、研修修了後も引き続き、当該医療・ケアに携わる予定である者であること
5 研修修了後、本事業に協力し、各医療機関等において「人生の最終段階における本人の意向を尊重した意思決定支援」を実践すること
6 本事業にかかる調査や研究等に協力すること
7 本研修会を修了したことについて、厚生労働省及び都道府県に対して、氏名、所属及び連絡先と併せて報告することに同意すること
下記の、参加申込フォームよりお申し込みください。
1「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」を事前に熟読ください
2「臨床における倫理の基礎」に関する動画を視聴してください。
3 研修当日は、研修の前と後に、アンケートにご協力いただきます。
・上記につきましては、参加決定後に課題を案内させていただきます。
・課題を終了していただいた時点で、当日の受講方法を案内させていただきます。
・Zoomでの参加が不安という方のために、Zoomの使い方講座を事前に開講します。
・Zoomの使い方がよく分からない、一人で操作するのは不安という方は、ぜひ受講ください。
・研修会の申し込みの際に、事前講習を希望することができます。
令和3年度「人生の最終段階における医療・ケア体制整備事業」
研修会事務局(オスカー・ジャパン株式会社 研修支援事業部)
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 ネオ・シティ三鷹
TEL:0422-24-6813(平日10時~12時、13時~16時)
E-mail: eol-kenshu@oscar-japan.com
〒650-0017 兵庫県神戸市中央区楠町7-5-2
神戸大学医学部附属病院 緩和支持治療科 担当:若宮、中安
TEL:078-382-6531(直通) FAX:078-382-6534
E-mail: eolkanwa@med.kobe-u.ac.jp
木澤 義之
神戸大学医学部附属病院 緩和支持治療科
〒650-0017 兵庫県神戸市中央区楠町7丁目5番2号
TEL:078-382-6531(直通) E-mail: eolkanwa@med.kobe-u.ac.jp
山岸 暁美
慶應義塾大学医学部 衛生学公衆衛生学教室
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
E-mail: eolkanwa@med.kobe-u.ac.jp