協議会について
おわりに
国立大学病院における医療安全についての取り組みのなかで、本協議会の活動を法人化の前後に分けて紹介した。国立大学病院自体の管理運営も未だ手探りの状態があり、国立大学附属病院長会議も平成18年6月に新たに常置委員会の組織が改変された。その中で、これまでの小委員会制は廃止され、新たに担当校制となり、現在は大阪大学が医療安全管理体制の担当校となっている。
これまでの検討課題
- 再発防止のための情報共有システム
- 研修医と医療安全(診療行為の明文化)
- 医療安全文化の低い医師への対応
- 個人情報保護と医療安全
- 院内報告書・調査報告書の開示方針
- 事故等の報告義務に関する諸問題(合併症等)
- 医療関連死の届出に関する院内意思決定
- 院内紛争解決システム
- 病院賠償責任保険