認定師制度について

2024年5月1日

会員 各位

認定師制度委員会 委員長 飯田征二

 日本口蓋裂学会は、国民の理解を広く得られた口唇裂・口蓋裂治療を推進することを目指して 口蓋裂学会認定師制度(正式名称 口唇裂・口蓋裂認定師)を2019年度よりスタートいたしました。本認定師制度は、多分野、多職種から構成される本学会の特徴を表すべく、それぞれの職種で認定師を審査し、資格を認定するものであり、口唇裂・口蓋裂認定師(矯正歯科分野)、同(口腔外科分野)、同(形成外科分野)、同(音声言語分野)、同(耳鼻咽喉科分野)、同(補綴歯科分野)、同(小児歯科分野)、同(その他の歯科分野)同(その他の分野)に細分され、それぞれの専門性を尊重した認定制度です。現在、すでに取得いただきました先生方はHP上で掲載させていただき、地域医療での本制度の浸透と活用を期待するところです。
 本制度も開始から5年を経過し、第1回の資格更新が今年度より始まりました。しかし、十分に本制度が医療の現場で浸透しているとは言い難く、本制度のより一層の普及が必要と考えております。
 つきましては取得をお考えの先生方におかれましては、最新の要項をご確認いただき、申請のご準備をいただければと思います。
 なお、申請にあたりましては、下記共通の手引きや分野別の手引きを熟読いただき、申請資格や要件をご確認の上、適正に申請準備を進めてください。ご不明な点は、学会事務局までお問い合わせください。
 最後になりますが、今後も引き続き、多くの会員の皆様が本制度の趣旨を理解され、多職種間での良好な連携により、より良い口唇裂・口蓋裂治療を実践し、国民への医療の向上のさらなる推進に向けて、本学会の認定師資格の取得を励行していただき、本制度の普及にご理解いただけることを願っております。

以上