同志社大学 宇宙医科学研究センター |
|
大平 充宣 先生 | |
ご経歴: |
1980 南カリフォルニア大学大学院 博士課程修了 Ph.D取得 1983 ワシントン大学 医学部応用生理学 Research assistant professor 2001 大阪大学健康体育部 2005 医学系研究科 教授 2014 同志社大学スポーツ健康科学部・研究科特別客員 教授、宇宙医科学研究センター センター長 |
専門領域: | 神経・筋生理学 |
お仕事内容: | 【アメリカ留学中の研究】 Univ.Calif.Los Angeles (UCLA) ,Univ.Southern Calif. (USC) ,Univ.Calif.San Diego (UCSD) では、 主にヒトおよびラット、マウスを使った鉄代謝に関する研究をした。 Washington University (St.Louis,Missouri) では、鉄代謝研究に加えて、 高エネルギーリン酸レベルが筋の代謝特性等に及ぼす影響についての研究を行った。 これらの研究に加えて、UCLAの教授 (Dr.V.Reggie Edgerton) の研究室では、 宇宙飛行がヒト及びラット骨格筋の特性に及ぼす影響を追究する研究も始めた。 |
大平先生の日常: | 授業と研究が日課。 |
この仕事に携わったきっかけ: | 子どものころから「空」に憧れていた。 凧あげより模型飛行機を作って飛ばせていた。 UCLA時代の教授 (Dr.V.Reggie Edgerton) のもとで、 宇宙飛行前後の宇宙飛行士の外側広筋バイオプシーサンプルや宇宙飛行ラットヒラメ筋の分析等に関われたことが主たるきっかけである。 これが宇宙飛行士に応募したきっかけにもなった。最終選考の7名まで残ったものの、3名の選抜には届かなかった。 |
将来の夢: | 真の宇宙飛行を体験したい。 Parabolic flightでのmicro-Gでは物足りない。 |
今後の展望: | 地球上における健康・体力の維持・増進策の解明を目指したい。 |
学生へのメッセージ: | 宇宙医学分野は幅広いものであり、新しい分野に挑戦するのも悪くはないが、 それぞれの専門分野を生かした貢献が可能である。 |