IT media news 2006年07月04日 15時14分 更新
やわらか戦車の商業展開が進む理由としては、コンテンツ自体に一定の魅力があることや
個人制作アニメなので著作権処理が容易であることなどが挙げられる。

分業協業も痛し痒しである。小松左京も豊田有恒も漫画の原作をして糊口を凌いだ(もうちょっと余裕あるな、貯金しなかっただけで)。松本零士とプロデューサーの争いなど制作者が複雑に関与すると、権利関係が複雑に入り組む。小説といえどもどこまでが編集者の意見でどこからが作者の作品で、史料や資料が混入しているか否か難しい。権利の複雑さにおいて最たるものはASCII ARTのネコであろう。製作現場が機械化されプロフェッショナリズムが排除されれば楽は楽であろう。科学の分野においても、加速器や宇宙探査というBig Scienceはいうにおよばず、協力していないのに連名に加わる一方で梯子を外されて困る例は事欠かない。

[][]


RSS2.0 UTF-8