2000年の資料をもとに日本でのメタボリック症候群頻度を検討した結果が、日本動脈硬化学会英文誌に収載された。男性では12.1%が日本の診断基準をみたしていた。米国の基準Adult Treatment Panel III(ATPIII PDF)を当てはめると約3分の1がメタボリック症候群に該当した。 腹囲≧85cmだった男性は半数弱の48.2%(923/1917名)だったが、腹囲だけ異常だったのは18%弱であった。 一方で女性は日本の基準で1.2%しかメタボリック症候群に該当しなかった。男性で診断基準を満たすのが1割を超えるのは40歳を過ぎてからとなっていた。 2004年の国民栄養調査では空腹時血糖の代わりにHbA1cを推計に代用しており、そのため23%という高い推計値が導かれたものと考えられた。
男性で85cm以上、女性で90cm以上
腹囲が基準値を上回り、以下の3つのうち、2つ以上が当てはまれば、メタボリック症候群。

・ 脂質:
 中性脂肪値が150mg/dl以上か、HDLコレステロール値が40mg/dl未満、
 またはその両方に当てはまる。
・血糖値:
 空腹時血糖値が110mg/dl以上
・血圧:
 収縮期血圧が130mmHg以上か、拡張期血圧が85mmHg以上
 またはその両方に当てはまる。
ATPIII下記5項目のうち3項目が該当するとメタボリック・シンドロームと診断ができます。
 1)ウエスト(腹囲)が男性で102cm以上(日本人では85cm以上)、女性で88cm以上(日本人では90cm以上)
 2)中性脂肪が150mg/dl以上
 3)HDLコレステロールが男性で40mg/dl未満、女性で50mg/dl未満
 4)血圧が最大血圧で130mmHg以上または最小血圧で85mmHg以上
 5)空腹時血糖値が110mg/dl以上

私はと言えばこのとおり腹に固執する必要は無いと思う。糖尿病などの危険因子の集積が問題であって、内臓脂肪であろうがなかろうが、肥満をクライテリアにいれなくてもかまわないという立場


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