インフルエンザ脳症と酵素

H18.2/26

Kelly(PMID: 2748260 Pediatrics. 1989)らによるとインフルエンザ感染後にCPT-2欠損症が顕在化することがあるとされる。また、徳島大学分子酵素学研究センター酵素分子化学部門Chenら(PMID: 15811315 FEBS Lett. 2005)によるとCPT-2酵素には温度依存性で活性が変わる変異型があり、インフルエンザ脳症患者ではアシルカルニチンが血中に増加する。アシルカルニチンは慢性疲労制症候群(CFS)では低下し、インフルエンザに関連するライ症候群では血中濃度は変化しないが尿中排泄が増加しているとされる。


カルチニンの説明 by hobabさん
インフルエンザの超過死亡


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