2006-06-06
TSLがぽしゃって、飛行場案が再度浮上している、小笠原。環境保護との両立で好ましく思われているのは州崎案[建通新聞東京2003-09-17]。すでに戦中に滑走路が設けられた経歴があり、ある程度埋め立てられ、固有の生態系は破壊されている。もうちょっとだけ破壊すれば済む。
今のままだと、800mとるのも精々なので、硫黄島や八丈でコミューター機を乗り換えるのがやっと[小笠原の航空路を考える会 1995-11-18]。農水産物の貨物という点では心もとない。
さて、エアバスシリーズにA-318がある。この改修機がロンドンシティ空港での試験飛行に成功した由である[航空の現代 2006-06-06]。LCYは今までも、BAe146など色物を活用してきた空港で、大きな空港にアクセスする暇があったら、欧州近距離飛んでしまえと力を入れてきた。東京で言えば永代橋に、横浜で言えば山下埠頭に、滑走路があるのと一緒で1200m弱の長さである。知事査定の1200m案と同じ長さ。
1200mで高角度離着陸ということではERJ170もある。川崎がERJ190についてコミットしていたけど、ブラジルの子会社手じまいした。いずれにしてもA320シリーズの運用については日本でも実績が有り、ERJの採用には少し難が有る。C-X?P-X?
もっとも、ヘリコミューターとTSLで硫黄島乗り換えが現実的と私は思う。
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