【目的】若年者と高齢者の間に虚血性心疾患における
危険因子の違いがあるかを解析した。
【対象】1994年以降1998年までに、東京大学第三内科にて
虚血性心疾患(IHD)の診断治療を目的に心カテーテル検査を
施行された225例(男性182例、女性43例)について、対照群
450例(男性364例、女性86例)と比較検討した。
対照群は、虎の門病院の人間ドック2113名と八丈島の住民
健診699名に乱数をふり、年齢と性をマッチさせて、少ない
乱数のものを1名ずつ抽出した。
【方法】連続変数に関してはun-paired T検定で対照群と比較
した。名義変数については、従属変数として、虚血性心疾患の有無をとり、独立変数として、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満、重複した危険因子の数を使用したロジスティ
ック解析を行った。
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