2002年5月17日 薬剤師養成問題懇話会(六者懇*)の会議に日本薬学会モデルカリキュラム案が提出された。厚労省も意見書「薬剤師養成に関する今後の方向について」を提出。
* 厚労省、文科省、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会、国公立大学薬学部長会議、日本私立薬科大学協会。
2002年5月17日 衆議院厚生労働委員会において、文科省池坊保子政務官より現時点では6年制検討以前の問題として4年制の中で実務実習の環境整備など薬剤師養成充実を図る必要がある、年限延長には様々な選択肢を検討しなければならないとの答弁。
2002年6月4日 参議院厚生労働委員会において、厚労省坂口力大臣より薬学教育6年制の必要性を認める答弁。宮島彰医薬局長より薬剤師国家試験受験資格について長期実務実習を含む6年の教育を修めた者に付与することをベースに検討し、今年度内に結論を出したいとの答弁。
2002年6月5日 厚労省が薬剤師問題検討会を設置。第1回検討会を開催。
2002年7月10日 衆議院厚生労働委員会において、文科省岸田文雄副大臣が、6-8月に全国の薬学部のある大学を対象に教育見直しや修業年限延長の場合に関する聞き取り調査を行い、その後、年内に薬学教育改革に関する検討会を省内に設置することを答弁。
2002年7月10日 自由民主党の薬剤師問題議員懇談会(会長:橋本龍太郎、副会長:斉藤十郎、丹羽雄哉、津島雄二)が3年ぶりに総会。橋本会長「薬剤師の人材確保のため今後の教育改革は大切な課題」、津島副会長「薬学教育を充実したい、6年制を実現したいという声を我々は重視しなければならない」。