日本薬学会「薬学教育モデルカリキュラム (案)」(3/3)
薬物治療に役立つ情報:
薬物治療に必要な情報を医療チームおよび患者に提供するために、医薬品情報ならびに患者から得られる情報の収集、評価、加工などに関する基本的知識を修得し、それらを活用するための基本的技能と態度を身につける。
医薬品情報*/患者情報/テーラーメイド薬物治療を目指して。
1. EBMの基本概念と有用性について説明できる。
4. メタアナリシスの概念を理解し、その結果を正しく解釈できる。(技能)
5. 真のエンドポイントと代用のエンドポイントの違いを説明できる。
6. 臨床適用上の効果指標(オッズ比、必要治療数、相対危険度など)について説明できる。
1. 新薬の採用に当たって検討すべき項目を列挙できる。
2. 類薬を比較する際に検討すべき項目を列挙できる。
3. 収集した情報からその医薬品の治療上の位置づけについて討議する。(態度)
4. 医薬品情報に関する論文を、批判的に吟味し、要約し、提示する習慣を身につける。(知識・態度)