宿泊ホテル(2001月9月3-17日)
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 ベトナム訪書期間の9月3日から17日は、8日を除いて同僚の伊藤氏が愛用しているPrince Hotel(旧名Viet Thang Hotel)に投宿した。オーナーのニン氏は来日したこともある柔和な中年女性で、付近の美味しい大衆食堂や屋台など色々と教えていただいた。ハノイの旧市街下町の一角(71 Hang Luroc Str. Hanoi Vietnam Tel:8.258044-8282638, Fax:84-4-8258044, Email:princehotel24@hn.vnn.vn)にあり、庶民の生活雰囲気がよく分かる清潔でいいホテルだった。

 下左写真の中央黄色い建物が宿泊したホテルで、昔のViet Thangの看板が出ている。日本にはない言葉に表現し難い建物の形式だが、入り口の間口がそのまま一部屋の横幅になっており、手前に1部屋、その奥の建物中心が階段スペース。階段で部屋の半分の高さを上がった奥に次の部屋、逆方向に階段を半階上がると道路側に次の部屋となっている。全体でぶ厚い本を縦に立てたような形になっており、右3番目の白いビルも同様のホテルで、ハノイの外人用大衆ホテル(?)にこのスタイルが多いようだ。

 私が泊まった奥側の部屋は一泊15米ドルで窓無しだが、道路に面していないので静かに過ごせた。というのも下町ゆえ、バイク・車が殺到しており、ほぼ鳴らしっぱなしといっていいクラクションの音と排気ガスは慣れないと相当にきつい。右写真上は入り口から撮ったもの。ベッドの奥は浴室で、やや大型の浴槽に洗面台・便器・石鹸があり、お湯は24時間出るが、歯ブラシ・ひげ剃り・シャンプーはない。また右写真上下のようにクーラー・扇風機・冷蔵庫・テレビ・電話、それに中国式のタンス・机・椅子等の家具があり、私には十分な環境だった。

 ちなみにハロンで泊まった右写真の部屋(一泊20米ドル)は、ツインベッドと浴槽がなくシャワーだったのを除けばハノイと同様。部屋は観光地値段といえ、眼下には食事の種類ごとの屋台が並び、ここで一回しか食べれなかったのは残念だった。