シェアとやら

製薬協ガイド2010が送られてきた。毎年のように並ぶ同じ文句。中でも毎年不思議に思うのが、「世界第2 位を維持するもシェア減の日本の医薬品市場」という文句である。何をお嘆きなのだろうか?何を主張なさりたいのだろうか?

同じ工業製品でも、薬と自動車では販売の意義が全く異なることは、小学生でもわかる。薬がたくさん売れるということは、その薬を必要とする病気の人が多いということに他ならない。

製薬企業が、国民の健康を増進するという本来の使命を果たせば、病人が少なくなり薬が売れなくなる。

で、シェア減の何をお嘆きなのだろうか?何を主張なさりたいのだろうか?

目次へ戻る