馬鹿馬鹿しいにもほどがある

先日、ある会議(といっても、以下を読めば、わかる人はすぐわかってしまうのだが)で、プロプラノロールに偏頭痛予防の効能追加を二課長通知(公知)で認めるかどうかという話になった。いくらなんでも、いいでしょうということになったのだが、その3日後に、たまたまWHO essential drug listを見ていたところ、しっかりと、偏頭痛予防としてプロプラノロールが入っていた。

そう、こんなものこそ、二課長通知はもちろん、55年通知さえも要らない。そんなことのために、日本の医薬品規制を支える力量を持った人々が、平日の忙しい時間を割き、真面目に議論しなければならない。

ひとえに支払基金の爺様達の嫌がらせゆえの、無駄な対立、無駄な会議、無駄な議論・・・馬鹿馬鹿しいにもほどがある。

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