学会こそ公知申請を

企業がやらないと文句ばっかり言っていないで,このように学会がやればいいんだよ.それこそ学会の本来の仕事だろうに.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リウマチ学会  MTXの用量増へデータ提出( 日刊薬業 2009年4月25日 )
 抗リウマチ薬メトトレキサート(MTX)の承認用量増量を実現するため、日本リウマチ学会が有効性や安全性に関するデータを厚生労働省に提出していたことが分かった。都内で24日に開かれた同学会総会・学術集会のパネルディスカッションで、小池隆夫理事長らが明らかにした。

 MTXは関節リウマチ治療薬として、8mg/週の投与量を上限に承認されている。一方、欧米では7.5?25mg/週の投与が認められており、同学会も治療上の必要性から承認用量の引き上げを厚労省に要請していた。

 パネルディスカッションで座長を務めた東京医科歯科大膠原病・リウマチ内科学の宮坂信之教授によると、厚労省からは増量を検討するためのデータを求められたため、これに応じる形で学会として作業に着手。「IORRA」(東京女子医科大)、「NinJa」(国立病院機構)、「REAL」(東京医科歯科大)といったデータベースなどを基に昨年度、解析を進めたところ、MTX16mg/週までの増量で「有効性が上がるとともに安全性も維持できる」ことが判明した。

 小池理事長は「厚労省に掛け合って公知申請するかどうか(の段階)に来ている」と述べ、早期の承認に期待感を示した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

目次へ戻る