LaserWeekIV in Tokyo

会長挨拶

大会長 船坂陽子
第44回日本レーザー医学会総会
大会長 船坂 陽子
(日本医科大学皮膚科)

 この度、第44回日本レーザー医学会総会を開催させていただきます。第35回日本レーザー歯学会総会・学術大会(亀山敦史大会長)、第33回日本光線力学学会学術講演会(片岡洋望会長)、第19回日本脳神経外科光線力学学会(山本淳考会長)との合同で、Laser Week IV in Tokyoと銘打って、“レーザー医学・医療の叡智の融合”をテーマに2023年11月25日(土)26日(日)に東京の京王プラザホテルにて開催します。日本レーザー歯学会との合同学会は今回が初めてであり、合同のシンポジウムを企画しております。特別講演に加えシンポジウムとしては医療安全、ピコ秒レーザーについて、またLED (Light-emitting diode)の教育講演など、従来から重要視されてきた項目に加え、進化しつつあるレーザー・光の最先端の話題に関して十分な討論ができるように企画いたしました。Up dateの工学系テクノロジーの紹介とともに、基礎研究者、臨床に携わる研究者、企業の研究者が一堂に介して学術的な議論がなされる場であると言えます。レーザー医学の明るい未来に向けて、コンパクトかつ深く掘り下げた内容でプログラムを組むことに力を注ぎました。

 コロナ禍の折、最大限の注意を払いながら事前登録制の情報交換会を25日(土)夜に企画しております。積極的な情報交換の場を提供することにより人的交流を含めた実り多い有意義な学術大会となるよう努力しております。

 東京での本学会を楽しんでいただけますよう、心を込めて準備しております。皆様のご参加を是非ともお願い申し上げます。

大会長 亀山敦史
第35回日本レーザー歯学会総会・学術大会
大会長 亀山 敦史
(松本歯科大学歯科保存学講座)

 このたび、2023年11月25日(土)、26日(日)に東京・西新宿の京王プラザホテルにおきまして第35回日本レーザー歯学会総会・学術大会を開催させていただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 今回の学術大会の最大の特徴といたしましては、第44回日本レーザー医学会総会[船坂陽子大会長(日本医科大学皮膚科 教授)]、第33回日本光線力学学会学術講演会[片岡洋望会長(名古屋市立大学大学院医学研究科 消化器・代謝内科学分野 教授)]、第19回日本脳神経外科光線力学学会[山本淳考会長(産業医科大学脳神経外科学教室 教授)]とともに4学会が一堂に会しまして「Laser Week IV in Tokyo」として開催させていただく点にございます。従いまして、「レーザー医学・医療の叡智の融合」という4学会共通のテーマを設けさせていただきました。このような背景もあり、レーザー治療や光線治療を応用した歯科治療に興味のある歯科医師の先生方やコ・デンタルスタッフの方々に広くご参加いただくことで、同じくレーザーや光線治療を歯科医療に広く応用される方々との情報共有の場としてご活用いただくことはもちろん、レーザーや光線力学を医療の現場で広く活用されている第一線の医師の先生方、あるいは医療用光線機器を取り扱う業者様との交流を深めていただくことも可能です。従いまして、今回の学術大会はこの特徴を最大限に生かすべく、WEB開催やオンデマンド配信、ハイブリッド方式などは採用せず、現地での開催を予定しております。大会テーマにありますように、医科と歯科それぞれの領域における叡智を融合させたレーザー治療、光線治療へのヒントを相互に得るよい機会となるものと考えております。

 現在、合同開催の学会との合同シンポジウムや特別講演の企画について準備を進めています。なお例年と同様、開催期間中に総会の開催や日本レーザー歯学会理事長講演や安全講習会、認定講習会、症例検討会などの企画も予定しております。また、一般演題でのポスター発表・討論は4学会合同で行うことができるよう、準備を進めております。

 今回は、都内でも特に各方面からのアクセスのよい、新宿での開催となります。会期の直前である11月23日(木)には祝日もあるため、遠方からご参加者の方々はご家族とともに東京にお越しいただき、観光を含めた行程を設定いただくことも可能かと存じます。学会の枠を超えた討論と交流で、活気のある学術大会にしたいと考えております。多くの皆様のご参加を賜りたく、何卒お願い申し上げます。

会長 片岡洋望
第33回日本光線力学学会学術講演会
会長 片岡 洋望
(名古屋市立大学大学院医学研究科 消化器・代謝内科学 教授)

 第33回日本光線力学学会学術講演会を2023年11月25日(土)~26日(日)の2日間の予定で、東京・新宿の京王プラザホテルを会場として開催させていただきます。伝統ある日本光線力学学会の第33回学術講演会会長を拝命し、大変光栄に存じます。今回の学術講演会はLaser Week IV in Tokyoとして、Laser関連4学会が一堂に会して開催する初めての試みの学会で、各学会の先生方とも毎月のweb会議等で綿密な打ち合わせを行い、教室員共々、身の引き締まる思いで準備を進めているところでございます。

 Laser Week IV in Tokyoのメインテーマは、「レーザー医学・医療の叡智の融合」です。様々な領域で発展しつつある光線力学療法、光線力学診断法の基礎研究、臨床研究はもとより、臨床での知見が集積しつつある光免疫療法、さらには癌免疫療法や感染症への応用など、最新のレーザー医学・医療の叡智を結集し、光医療の未来を考える場にしていただければ幸いです。これからの光医療を担う基礎と臨床の若手研究者が、活発な質疑応答をいただければと存じます。

 最後に、本学会の企画・プログラム作成におきましてご指導ご協力いただきました先生方、協賛企業の方々にこの場をお借りして、厚く御礼申し上げます。本学術講演会が皆様にとって有意義なものになることを祈念しております。

会長 山本淳考
第19回日本脳神経外科光線力学学会
会長 山本 淳考
(産業医科大学 脳神経外科学教室)

 第19回日本脳神経外科光線力学学会を2023年11月25日・26日の2日間、京王プラザホテルで開催いたします。第12回(西澤茂会長)に続き、伝統ある本学会を再び担当いたしますことを、産業医科大学脳神経外科教室員一同大変光栄に存じます。

 脳神経外科領域では、5-アミノレブリン酸・タラポルフィンナトリウム・インドシアニングリーンやフルオレスセインなどの蛍光物質を使用した光線力学療法や光線力学診断が広く普及することにより手術治療成績の向上や病態解明に大きく貢献してきました。現在では、従来の手術用顕微鏡に加えて、神経内視鏡・外視鏡やさまざまな手術支援システムを連結させることによる医療デジタルトランスフォーメーションが急速に拡大しています。その中で、光を使った医療技術が重要な役割を果たしていることは言うまでもありません。しかしながら、技術革新が進むにつれ、それぞれの分野が細分化されることにより、効率的により深く病態が解明される一方で、さまざまな分野を横断的に俯瞰することが困難となっています。

 本学会は、Laser Week IV in Tokyoとして、第44回日本レーザー医学会総会、第35回日本レーザー歯学会総会・学術大会および第33回日本光線力学学会学術講演会との合同開催となります。4学会合同開催は初となり、「レーザー医学・医療の叡智の融合」と合同のテーマを掲げ、さまざまな診療科の臨床医・基礎研究者や企業関連の研究者が一同に参加されることにより、直面する光医療の問題に対して分野を超えて解決の糸口を見いだし、次世代につなげられる学会となるよう現在鋭意準備を進めております。

 多くの皆様のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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