東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
尿化学分析装置クリニテックノーバスの基礎的検討（承認番号3333-78）
- 研究課題名
尿化学分析装置クリニテックノーバスの基礎的検討 - 承認番号，承認日
平成25年12月1日（承認番号3333-78）
- 内容
尿定性検査は，安価で迅速な結果報告が可能なことから，腎・尿路系疾患のスクリーニング検査として使用されている．近年，尿定性検査の試験紙にアルブミンが加わり，早期腎症の診断に役立つと考えられています．
本研究の尿化学分析装置クリニテックノーバスは，カラーデジタルカメラを用いた解析システムを原理としています．測定法は尿試験紙の色調をデジタルデータ化することで，従来の反射光法に比べて精度が高く，薬剤などの異常発色の識別が可能となり，データの信頼性があります．
今回の検討では2013年9月にデジタルデータ解析システムの改良による妨害物質の影響回避と，異常発色の軽減について評価を行います．（田中 雅美）
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